BLOG & INFO

お知らせ メディア

プレジデントオンライン掲載~失敗の多い家具選び

#おしゃれ#動線#失敗#家具選び#狭い部屋

間取りに対して家具が大きすぎる、家具選びの失敗例

動線を意識した家具選びで狭い部屋を快適に

「部屋が狭くて動きにくい」という悩みを抱えて相談に訪れる方の多くは、10畳ほどのリビング・ダイニングにお住まいです。この広さは決して広々とはしていませんが、特別狭すぎるわけでもありません。それにもかかわらず、狭さを感じてしまうのは、家具のサイズや配置が部屋に適していない可能性があります。

部屋の広さを考慮して家具を選んだつもりでも、実際に配置してみると部屋が思ったより狭く感じることがあります。多くの場合、新居に引っ越す際には、間取り図で部屋の広さを確認したり、実際に部屋を見て空間を把握してから家具を準備します。しかし、それでも狭さを感じる原因の一つに「動線」の見落としがあります。

動線とは、部屋の中で人が移動するために必要なスペースのことで、目に見えないラインとして存在します。この動線を考慮しないまま家具を配置すると、家具が部屋に合わず、動きにくい空間ができてしまいます。その結果、家具自体は部屋の広さに合っているはずでも、動線を圧迫してしまい、部屋が狭く感じられるのです。

快適な空間を作るためには、家具選びだけでなく、動線を意識したレイアウトが重要です。これを考慮することで、限られたスペースでも広々と感じられる部屋を実現できます。

これから家具選び、家具購入を検討されている方は、ぜひ以下の記事を参考に間取りにあった家具を選んでください。

建築士なら一目でわかる…部屋が狭いと嘆く人が見落としている”間取り図には表れないもの”

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。確認検査機関では、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行うCOLLINO一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点でつくる独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

コメントは受け付けていません。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 一般社団法人日本模様替え協会 All rights Reserved.