家事がラクになる掃除機置き場のつくり方、4つのポイント!
掃除機の置き場所を考えるとき、重要なのはすぐ使えるなどの利便性と、目立たないなど生活空間との調和です。今回は、快適な掃除機収納を実現するための4つのポイントを、子育て経験のある女性一級建築士が解説いたします。
こちらは3LDKマンションのリビングダイニングの様子です。この間取りの中で、どこに掃除機スペースを作るか考えてみてください。
ポイント1:LDK内のデッドスペースを活用する
LDKは家族が集う場所。常に清潔に保ちたい空間だからこそ、掃除機置き場はLDK内に設置するのが理想です。部屋の隅や家具の配置で生まれる「デッドスペース」に注目してみましょう。このようなスペースを有効活用すれば、掃除機の取り出しがスムーズになり、家事の効率もアップします。特に、生活動線上に置くことで「掃除機を取りに行く手間」を省けます。
ポイント2:造り付け家具を活用する
収納と掃除機置き場を兼ね備えた造り付け家具は、見た目もスッキリしておすすめです。天井までいっぱいの収納とすることで埃が溜まりにくく収納力も抜群、限られた空間を最大限に活用できます。この壁面収納の一部を掃除機専用スペースとして設けます。
ポイント3:掃除機は“二刀流”で選ぶ
お掃除ロボットを利用する家庭が増えていますが、ロボット掃除機だけでは不十分な場合も。特に、狭い隙間や壁際の埃はスティック型掃除機の方が得意です。両者を併用する「二刀流」を取り入れることで、家全体をより効率的に清潔に保つことができます。
ポイント4:充電用コンセントの設置を忘れずに
掃除機置き場を設ける際に見落としがちなのが、充電用のコンセントです。スティック型掃除機やお掃除ロボットを充電するためのコンセントを、造り付け家具の中に設置しておくと便利です。場合によっては配線工事が必要になることもありますが、数万円で対応可能なので妥協せず設置しましょう。
掃除機収納を見直して快適な暮らしを!
掃除機の置き場をしっかり考えることで、生活動線がスムーズになり、掃除のハードルも下がります。また、無理に新しい家具を買うより、造り付け家具を取り入れることで空間全体の統一感が生まれ、インテリアも美しく仕上がります。
今回のアイデアが、少しでも皆さんの快適な住まい作りの参考になれば幸いです!
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