ESSE online掲載~光熱費を抑えたいなら、家のつくりを見直そう!間取りの落とし穴とその対策

寒い冬、毎月の光熱費の請求書を見て「またこんなに高い…!」とため息をついたことはありませんか?特に子育て世代や共働き家庭では、暖房をしっかり使う分、電気代やガス代の負担が大きくなりがちです。少しでも節約したいと思って、こまめにエアコンを切ったり、厚着をしたり…それでも「なんだか家の中が寒い」「暖房をつけてもすぐに冷える」と感じることはありませんか?
実は、その 「寒さ」や「光熱費の高さ」 は、単に暖房の使い方の問題ではなく、家そのもののつくり に原因があるかもしれません。
家のつくりのなかで、光熱費を大きく左右する要素といえば 「断熱」 です。断熱がしっかりしていれば、室内の暖かい空気が外に逃げにくく、少ないエネルギーで快適な温度を保てます。でも、実際のところ 「断熱材って目に見えないから、よく分からない…」 という人も多いのではないでしょうか?
そこで、イメージしやすいように 「肉まん」 にたとえてみましょう。
ふわふわの皮に包まれた熱々の肉まん。電子レンジで温めたあと、外側を触ってみるとほどよく温かいのに、中のお肉はヤケドしそうなくらい熱いですよね。これは 「皮=断熱材」 が、内側の熱を逃がさない働きをしているからなのです。しかも、この皮は 肉の周りをぐるっと全方向に包んでいる ことが重要!どこか一部だけでも穴が空いていたら、そこからどんどん熱が逃げてしまいます。
家の断熱も同じで、どこかに「スキマ」や「弱点」があると、せっかくの暖かい空気がどんどん外に逃げてしまうのです。特に 間取り を考えるとき、 窓の位置や数、吹き抜けの設計、玄関の広さ などによって、光熱費が大きく変わってしまうことも…!
では、具体的にどんな間取りが 「光熱費がかかりやすい家」 になってしまうのでしょうか?また、その対策として 「光熱費を抑える家づくり」 のために注意すべきポイントとは?
この記事では、間取りの落とし穴 を専門家が詳しく解説し、 光熱費を抑えながら快適に暮らせる家づくりのヒント をお伝えします。これから家を建てる人も、すでに住んでいる家の寒さを改善したい人も、必見の内容です!