「家が狭い」は思い込み!?家具と動線を見直すだけで広くなる魔法のルール

「なんかこの家…狭くない?」
リビングが窮屈、ダイニングが通りにくい、収納が足りない…。
でもちょっと待ってください。本当に家のせいでしょうか?
実はその“狭さ”、家具の選び方と配置、動線の取り方次第で劇的に変わるんです!
この記事では、実際のリビングを使った**ビフォーアフターの実例とともに、「広く見せるテクニック」「収納を増やす方法」**をご紹介します。
「引っ越さなくても、広く暮らす」は可能です!
📌 そもそも、家は最初から狭かった?
「家が狭いから仕方ない」って思っていませんか?
でもちょっと思い出してみてください。引っ越してきた当初、本当にそんなに狭かったでしょうか?
実は、住んでいくうちに増えたモノや、間違った家具配置、悪い動線が“狭さ”を生み出しているケースがほとんどなんです。
🏡 今回の相談者:40代主婦Aさんのリビングが変わるまで
- 家族構成:ご夫婦+中学生の息子さん+高校生のお嬢様
- 物件:都心近くの木造3階建て戸建て(築20年)
- 間取り:4LDK(LDK+和室・洋室・寝室)
- お悩み:「リビングダイニングが細長くて狭い!」

Aさん宅のリビングは約2.45m × 5.25mの細長空間。都心によくある“縦長リビング”で、家具や動線の工夫が難しい形です。
① 【見落としがち】人の“動線”に家具を置いていませんか?

ビフォー:人が動くルート(動線)にチェアやラックがぶつかる!
- リビング〜ダイニング〜キッチンへの動線に、1人掛けチェアやマガジンラックが障害に。
- 毎回どかすのがストレス…という状態に。
- 狭さを“感じさせる”原因の一つがこの「動線の遮断」です。
▶ 改善ポイント:
- 動線上には家具を置かない!
- テーブルは壁付けにすることで通路を確保
- 家族の動きを“止めない”空間づくりが大切
② 出窓の“間違った使い方”で健康にも悪影響が?

出窓にモノを置くと…
- 実は結露しやすい出窓は、湿気&カビの温床。
- 見た目もゴチャつくし、奥のモノが取りにくい!
▶ 改善ポイント:
- 出窓に物を置かないだけで、視線が抜けて部屋が広く見える!
- 必要なら内窓や断熱カーテンを設置して結露対策も◎
- 出窓は“飾る”より“空けておく”のが正解!
③ 家具の「数」より「収納量」で勝負!収納量の少ない家具はさようなら

問題点:
- 背の低いチェストやシェルフばかり→面積の割に収納力が足りない
- 壁沿いにバラバラに家具を置いて、空間が分断されている
- 背は高くても棚が移動できないような使い勝手の悪い家具はさようならする
▶ 改善ポイント:
- 収納は“高さ”や“収納量”で稼ぐ! 背の高い棚を厳選して設置
- 窓にかからない壁を有効活用
- 背の低いチェストをやめて1台の収納にまとめることでスッキリ&収納量UP
④ 家具の「配置」と「種類」を変えるだけで、家は生まれ変わる!

改善後のレイアウト:
- 背の高い収納を1カ所にまとめて“見た目スッキリ”
- テレビの位置を変え、動線を妨げない配置に
- 出窓まわりを整理し、断熱性と快適さもUP
- ダイニングテーブルは壁際に寄せて動線確保
- チェストや細かい棚は撤去→大容量の収納家具に変更
ビフォー:雑多な家具と詰まり気味のレイアウト



アフター:空間が整い、抜け感が生まれたシンプルで広々とした印象に!



家具を変えた場合:ダイニングテーブルとチェアを変えれば、さらに素敵な空間に!



✅ 最後に|“家を広くする”のはリフォームじゃなく「家具と動線」だった!
「もう引っ越さないと無理かも…」
「家が狭くてイヤになる…」
そんなあなたにこそ伝えたい。
家が狭く感じる原因の多くは、間取りより“家具の選び方と動線”にあるんです。
今ある空間を最大限に活かす工夫で、住まいはもっと心地よく、広く、快適に変わります。
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