プロに頼むインテリアコーディネート vs DIY|費用・満足度・メリット徹底比較

BLOG & WORKS

ブログ リフォーム 家具配置/模様替え

プロに頼むインテリアコーディネート vs DIY~費用・仕上がり・満足度の違いを徹底比較~

#インテリアDIY#インテリアコーディネート#リフォーム#東京インテリア#模様替え#費用相場

お部屋をおしゃれで快適にしたいと思ったとき、多くの方が悩むのが「プロに依頼するべきか、それともDIYで挑戦するべきか」という選択です。
SNSや雑誌にはDIYのアイデアがあふれていますが、実際にやってみると「イメージ通りにならない」「家具選びに失敗した」という声も少なくありません。
この記事では、インテリアの専門家に依頼する場合とDIYで進める場合の違いを、費用・仕上がり・メリットデメリットの観点から比較していきます。


2. プロに頼むインテリアコーディネートの特徴

メリット

  • 仕上がりのクオリティが高い:建築士やコーディネーターは、空間全体のバランス・動線・光や風の流れまで計算。雑誌に出てくるような完成度が期待できます。
  • 時間と手間を節約:家具や照明の選定、ショールーム同行、納品調整まで任せられるため、多忙な方に最適。
  • 失敗リスクを回避:サイズが合わない・色味が違うなどの“買い直し”がなく、結果的にコスト削減になるケースも。
  • 長期的な満足度:住む人のライフスタイルや将来の変化も考慮し、長く快適に暮らせるプランを提案。

デメリット

  • 初期費用が高い:相談料やプラン料が発生する。
  • プロの提案に合わせる必要がある:自分の趣味と完全に一致しない場合も。

3. DIYインテリアの特徴

メリット

  • 費用を抑えられる:自分で調達・組立てをするため、初期費用は最小限。
  • 自由度が高い:自分好みのアイデアや趣味をダイレクトに反映可能。
  • 達成感を得られる:自分で作り上げた部屋は、完成後の愛着もひとしお。

デメリット

  • 仕上がりに限界がある:家具サイズが合わない、色の統一感が出ないなど、想定外のズレが発生しやすい。
  • 時間と労力がかかる:情報収集・買い物・搬入・設置まで全て自分で行う必要あり。
  • 耐久性や機能性に不安:一時的には良く見えても、長期的に快適とは限らない。

4. 費用相場の比較(東京の場合)

項目プロに依頼DIY
初期費用10~50万円(家具代別)数千円~数十万円(家具・資材代のみ)
家具購入割引あり、ショールーム同行ネット購入や量販店中心
工期2週間~2か月すぐに開始可能だが長期化しがち
満足度高い(長期的に快適)個人差あり(失敗リスクも)

5. どんな人におすすめ?

  • プロに依頼すべき人
     ✔ 忙しくて時間がない
     ✔ 雑誌のような完成度を求めたい
     ✔ 家具選びや配置に失敗したくない
     ✔ 引っ越しや新築など節目のタイミング
  • DIYが向いている人
     ✔ 趣味でインテリアを楽しみたい
     ✔ コストを最優先したい
     ✔ 部分的に模様替えを試したい
     ✔ 手作りやDIYが好き

6. まとめ

プロに依頼すれば「完成度と安心感」、DIYなら「自由度とコスト削減」。
どちらも一長一短ですが、長期的な住み心地を重視するならプロに頼む価値は十分あります。特に東京でのインテリアコーディネートは、相場を知って比較検討することが大切です。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 一般社団法人日本模様替え協会 All rights Reserved.