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千葉銀行「住まいのコラム」掲載~家事ラク間取り

#家事ラク#掃除#片づけ#間取り

家事がラクになる間取りのアイデア

48坪の戸建て、家事がラクになる動線を考えた間取り

毎日の掃除をもっと楽にしたいと思いませんか?

毎日の掃除や家事の負担をもっと楽にしたいと感じていませんか?

忙しい現代社会では、仕事や育児に追われ、家事に費やす時間が限られてしまいます。新築やリノベーションを計画中の皆さま、この機会に家事の負担を軽減する工夫を住まいに取り入れてみませんか?今回は、家事が楽になる新築・リフォーム・リノベーション時のアイデアを詳しくご紹介します。

洗濯の工程を大幅に簡略化する間取り

洗濯は家事の中でも手間のかかる作業の一つです。洗濯機で洗うだけでなく、干して、取り込んで、たたんで、収納するまで多くのステップがあります。これらの工程をスムーズに行えるように間取りを工夫することで、時間と労力を大幅に削減できます。

例えば、洗濯機置き場と洗面所、クローゼットを近接させることで、洗濯物の移動距離を最小限に抑えることができます。また、室内干しスペースや浴室乾燥機を設置すれば、天候に左右されずに洗濯物を乾かすことが可能です。アイロン台を収納式にするなど、アイロンがけの手間も省けます。

効率的な家事動線のアドバイス

家事動線とは、家事を行う際の人の動きの経路を指します。効率的な家事動線を設計することで、無駄な動きを減らし、家事の時間を短縮できます。

  • キッチンとダイニングを近接:料理を作ってすぐに食卓へ運べるように配置します。
  • パントリーや食品庫をキッチン横に設置:食材の出し入れがスムーズになります。
  • ゴミ置き場を玄関や勝手口の近くに:ゴミ出しが楽になり、匂いも気になりません。
  • 掃除用具の収納場所を各フロアに:掃除機やモップをすぐに取り出せる場所に置くことで、小まめな掃除が可能になります。
30坪の戸建て、家事がラクになる動線を考えた間取り

新築だからこそ可能な、家事を楽にするポイント

新築や大規模なリフォームでは、間取りや設備を自由に選べるチャンスです。この機会に、家事を楽にするためのアイデアを積極的に取り入れてみましょう。

  • 収納スペースの充実:各部屋に十分な収納を設けることで、物が散らかりにくくなります。ウォークインクローゼットやシューズクロークなど、大容量の収納は日々の片付けを簡単にします。
  • お掃除ロボットが活躍できる環境:床に段差をなくし、家具の配置を工夫することで、お掃除ロボットが隅々まで掃除できるようになります。
  • 耐久性・防汚性の高い素材の採用:キッチンや床材に汚れが付きにくく、掃除しやすい素材を選ぶことで、メンテナンスの手間が減ります。
  • スマート家電の導入:IoT対応の家電を取り入れることで、遠隔操作や自動化が可能になり、家事効率がアップします。
30坪の戸建て、光熱費を考えた間取り

忙しい毎日でも快適に過ごせる住まいづくりのヒント

家事の負担を減らすことで、家族と過ごす時間や自分の時間を増やすことができます。以下のヒントも参考にしてください。

  • ファミリークローゼットの設置:家族全員の衣類を一か所にまとめることで、洗濯物の収納が一度で済みます。
  • 回遊性のある間取り:部屋と部屋を繋ぐ動線を確保することで、家の中の移動がスムーズになり、家事効率も向上します。
  • 子どもが片付けやすい工夫:子どもの手の届く高さに収納スペースを設けることで、自主的な片付けを促せます。
  • オープンキッチンの採用:家族とのコミュニケーションを取りながら料理ができ、料理中の孤立感を解消します。

新築やリノベーションは、理想の生活を実現する絶好のチャンスです。家事を楽にする工夫を取り入れることで、日々の暮らしがより快適になります。今回ご紹介したアイデアを活用して、忙しい毎日でも心地よく過ごせる住まいを目指しましょう。

家事の負担が軽減されると、心にもゆとりが生まれます。家族との時間や自分の趣味に充てる時間が増え、生活の質が向上します。ぜひ、この機会に家事が楽になる住まいづくりのヒントを取り入れてみてください。

リンク:一級建築士が教える!家事楽間取りと家事動線

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。その後、確認検査機関にて、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。その後、機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行う一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインしたデスク兼用ダイニングテーブルは2024年キッズデザイン賞を受賞。

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