【古い戸建てに多い】開かずの間=デッドルームを再生する方法

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その部屋、開かずの間になっていませんか?デッドルームを再生する住まいの工夫

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固定資産税がムダに?開かずの間を趣味部屋に変える整理と活用術

「この部屋、何年も開けていない…」──そんな「開かずの間=デッドルーム」を抱えているご家庭は少なくありません。
特に古い戸建住宅では、頂きものや使わない物を「もったいないから」と取っておき、結局使わない部屋に放り込んでしまうことがよくあります。

しかし、その部屋にも固定資産税はかかっています。使えないまま維持費だけ払っている状態は、非常にもったいないと言えるでしょう。本記事では、開かずの間が生まれる背景や放置するリスク、整理して再生するための具体的なアイデアを解説します。


なぜ「開かずの間=デッドルーム」が生まれるのか

多くの家庭では、最初から「物置部屋にしよう」と考えているわけではありません。ほんの少しの「とりあえず」が積み重なって、いつしか扉を開けるのも嫌になるほどの“デッドルーム”が出来上がってしまうのです。

  • 古い戸建住宅では「とりあえず入れておこう」という心理が働きやすい
  • 頂きものや壊れていない物を「もったいない」と処分できない
  • 高齢世帯では体力的に片付けが難しく、放置されやすい

👉 無意識のうちに「物の終着点」として使われてしまうのが開かずの間の特徴です。


放置されたデッドルームのリスク

一見「使っていないだけ」に見える部屋でも、放置にはさまざまなデメリットがあります。特に家全体の資産価値や健康に関わる問題は見過ごせません。

  • 固定資産税を払いながら活用できていない
  • 湿気やホコリがたまり、カビや害虫が発生しやすい
  • 非常時に避難経路や収納スペースとして使えない
  • 家全体の老朽化を早める要因になる

👉 「もったいないから残しておく」が、結果として大きな損失につながることもあります。


整理することで得られるメリット

逆に、一度思い切って整理すれば「資産を活かす」方向に住まいが変わります。部屋が蘇ることで、日常の満足度も大きく向上します。

  • 空間を活用でき、暮らしの選択肢が広がる
  • 不要なモノを処分することで、家全体がすっきりする
  • 税金を「ムダにしている感覚」から解放される
  • 片付いた部屋は気分転換になり、前向きな気持ちに

👉 部屋は「物置」ではなく「暮らしを豊かにする空間」へと再生できるのです。


デッドルームを再生するアイデア

整理したあとは、どのように部屋を活用するかを考えることが大切です。せっかくの空間ですから、家族の暮らしをより快適にする用途に変えてみましょう。

  • 書斎やワークスペースとして活用(在宅ワークにも対応)
  • 趣味部屋に(手芸・音楽・読書・アートなど)
  • ゲストルームに(親族や友人が泊まれる部屋に)
  • 子どもや孫のプレイルームに

👉 「負の遺産」になっていた部屋が「暮らしの資産」に変わる瞬間です。


自分だけでは難しいときはプロに相談を

モノが多すぎて自分だけでは整理できない場合、第三者の手を借りるのが効果的です。プロの視点で空間を見直すことで、家全体のバランスまで改善できます。

  • 客観的な視点で「必要/不要」を整理できる
  • 家具配置や収納計画まで含めて見直せる
  • 壁紙や床材のリフォームで部屋の印象を一新できる
  • 面倒な掃除や片付けまで依頼できる

👉 体力的にも精神的にも負担の大きい片付けだからこそ、専門家の力を借りることでスムーズに進められます。


まとめ

「開かずの間=デッドルーム」を放置することは、家の価値を下げるだけでなく、固定資産税を“ムダ”にしてしまう原因にもなります。
逆に、一度整理して模様替えすれば、新たな趣味部屋やゲストルームとして暮らしを大きく変える力を持っています。

さらに、COLLINOでは女性一級建築士が寄り添い、開かずの間の整理から模様替え・プチリフォームまでトータルでプランニング
眠っている部屋を「資産」に変えるお手伝いをいたします。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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