【将来高く売れる住宅へ】いえかるてで住宅価値を長期維持!修繕管理の重要性と具体活用法 | COLLINO(コリーノ)インテリア

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【将来高く売れる住宅へ】いえかるてで住宅価値を長期維持!修繕管理の重要性と具体活用法

#リフォーム#住まいの修繕#住宅購入#修繕履歴#資産価値

住宅は購入して終わりではありません。数十年にわたり、快適に暮らすには定期的な点検・メンテナンスが不可欠です。
さらに将来的に売却や賃貸を考えるなら、「住宅履歴情報=いえかるて」を活用することで、資産価値を高める効果があります。それでは、この制度の実態を詳しく見ていきましょう。


🏠 いえかるてって何?

いえかるては、住宅に関するすべての記録—設計図書、建築確認書、点検報告、修繕・リフォーム履歴など—をWEB上で一元管理できるシステムです。家の「健康診断書」と「整備手帳」とも言える存在で、住む人も買う人も「いつ、どんな工事が行われたか」が明確に把握できます。


✅ 4つのメリット

1. 維持管理が効率良くなる

過去の点検や修繕履歴・仕様情報が蓄積されていれば、次回のメンテナンス時期が把握しやすく、計画的に対応できます 。

2. 合理的なリフォームが可能

使われている材料や構造が明らかなので、無駄な工期や費用をかけずに済むリフォーム計画が立てやすいです

3. 災害時も安心な復旧

災害発生時、必要な図面や施工情報がすぐ参照できることで、復旧・修理のスピードと精度が上がります

4. 売却時の評価がアップ

住宅がしっかり手入れされてきた事実が客観的に示されるため、買主にとって安心感があり、査定額にも好影響!


✅ 示されたメリットを活かす活用法

  • 点検や工事のデータ化: 定期点検結果や施工記録は、図面と共に登録しておくことで、未来の証明となります。
  • リフォーム計画書も登録:どんな工事をいつ行ったかがわかると、細部まで把握された住宅として評価されやすくなります。
  • 災害時の備えに役立てる:資料を見ながら、必要な復旧経路や資材の手配などがスムーズになります。要になり、家事動線も短縮されます。また洗濯機で洗濯したものを洗面室に干せば、物干しの際に移動する手間も省けます。

📌 登録方法とコストは?

保存は15年~30年弱が基本、プランによっては無料更新付きで継続可能 。家事が完結する」と、忙しい朝や育児中でもストレスが軽減されるとのこと。

  • 誰でも登録可能:新築・中古・戸建・マンションすべてに対応。
  • 登録は大家自身でも、工務店や不動産会社経由でもOK
  • 費用相場:初期登録は約3万~7万円、クラウドサービスを利用すれば月額500円程度で継続管理も可能 。

🔍 まとめ|今すぐ始める、住まいの履歴管理

  1. 点検・修繕の履歴が「見える化」される
  2. 合理的なメンテ・リフォームが可能になる
  3. 災害対応の迅速性が向上する
  4. 売却時の資産価値がアップする

住宅は「住み続けるための資産」であると同時に、「住み継ぐための資産」でもあります。
いえかるてで住宅の「履歴」を管理すれば、住まいの安心・安全と将来の資産価値を両立することができます。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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