狭い部屋を広く見せる!家具やカーテンの色選びのコツ

新年度を控え模様替えやお引越しを考えている方も多いのではないでしょうか?
このタイミングで家具の買い替えを検討している方に、ぜひ注意してほしいのが**「家具の色選び」**です。
実は、家具の色を間違えると、部屋が狭く感じたり、逆にぼんやりとした印象になってしまうことがあります。
今回は、狭い部屋を広く見せるための家具・カーテンの色選びのポイントを、ビフォーアフターの実例を交えて解説します!
1. 色が与える視覚効果を理解しよう!
部屋が狭く見える原因は、間違った家具のレイアウトだけではありません。
実は、壁紙や家具、カーテンの「色」も部屋の印象を大きく左右します。
✅ 色がもたらす視覚効果
- 白やベージュなどの明るい色 → 「膨張色」=広く感じる
- 黒やグレーなどの暗い色 → 「収縮色」=狭く感じる
📌 住宅の壁や天井が白い理由
→ 「膨張色」を使うことで、部屋を広く見せるため!
📌 ホテルやカフェの壁が濃い色なのは?
→ 「収縮色」で空間を引き締め、高級感を演出するため!
2. 家具の色選びを間違えると部屋が狭く見える?
同じ部屋でも、家具の色が違うだけで印象が大きく変わります。
例えば、狭い部屋で黒やダークブラウンなどの「収縮色」の家具を使うと、圧迫感が出てさらに狭く感じてしまうことも。
✅ NG例:狭い部屋に濃い色の家具を配置
- 黒・グレー・ダークブラウンの家具を統一すると、高級感は出るが圧迫感が増す
- ソファ・テーブル・カーテンなど、すべて濃い色にすると、全体が暗くなり窮屈に感じる
3. 【ビフォー】濃い色の家具で圧迫感のある部屋


実際に、都心の1LDKのリビングダイニングを例に見てみましょう。
📌 相談者の状況
- ひとり暮らしで高級感のある家具に憧れ、ダークブラウンの家具を新築時に購入
- 実際に住んでみると、「部屋が暗くて狭く感じる」
- 「明るく、開放的な空間にしたい!」と模様替えを決意
❌ 問題点
- 家具の色がすべて暗く、圧迫感がある
- 部屋全体が沈んで見えるため、気持ちも落ち込みがち
- 狭い空間に「収縮色」が多く、実際よりもさらに狭く感じる
4. 【アフター】家具の色を変えて広く見える部屋に!


部屋を明るく、広く見せるために、家具やカーテンの色を「膨張色」に変更しました。
📌 変更点
✅ チェスト・本棚・テーブル・ソファ・カーテンをベージュや白に統一
✅ TVボードは白にし、収納扉を透明ガラスにして軽さを演出
✅ クッションやリビングチェアに暖色(黄色・オレンジ)を取り入れ、メリハリをつける
✅ フロアランプを部屋の対角に配置し、奥行きを演出
💡 ポイント
- 全体を白やベージュで統一しすぎると「のっぺりした印象」になるため、ポイントになるアクセントカラーを加えると◎
- 透明ガラスを取り入れると、収納家具の圧迫感が軽減される!
まとめ- 狭い部屋を広く見せる「色の選び方」
部屋を広く見せるためには、家具・カーテンの色選びが重要!
📌 狭い部屋を広く見せる色のポイント
- 家具は白・ベージュなどの「膨張色」で統一
- クッションや小物に暖色を加え、部屋がぼやけないようにする
- 圧迫感を軽減するために、ガラス素材の家具を取り入れる
- フロアランプを部屋の対角に配置し、奥行きを演出
家具の配置やレイアウトを変えるだけでなく、色選びを見直すだけで「広く快適な空間」に変えられます。「部屋が狭い…」「圧迫感がある…」と感じている方は、模様替えのタイミングで、家具やカーテンの色を見直してみてはいかがでしょうか?✨
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