【在宅ワーク・勉強効率UP】集中力が下がる意外な原因とは?今すぐできる簡単対策! | COLLINO(コリーノ)インテリア

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【在宅ワーク・勉強効率UP】集中力が下がる意外な原因とは?今すぐできる簡単対策!

#仕事#健康#効率#勉強#集中できない

自宅での集中力を高めるために本当に大切なこととは?

在宅ワークや勉強に取り組んでいると、「どうしても集中できない」「頭がぼんやりする」と感じたことはありませんか?

集中力を高めるために、多くの人はカフェインを摂ったり、快適なデスク環境を整えたり、適度な休憩を挟んだりといった工夫をしています。もちろん、これらも大切ですが、実は もっと基本的で、意識していないと見落としがちな要素 があるのです。

それは 「空気」 です。

「食事」や「水分補給」も確かに重要ですが、私たちが 最も多く体内に取り入れているものは空気 なのです。


「空気の質」が集中力を大きく左右する理由

私たちは寝ているときも、起きているときも、 無意識に空気を吸い続けています。一日中、食事をせずに過ごすことはできても、空気を吸わずに過ごすことは不可能ですよね。

特に、室内の空気が悪くなってくると、 集中力の低下や眠気 を引き起こすことがあります。その原因のひとつが 二酸化炭素(CO₂)の増加 です。

二酸化炭素が増えるとどうなる?

室内で長時間過ごしていると、 私たちが吐き出す二酸化炭素の量が増え、部屋の空気がどんどんこもっていきます。 その結果、次のような影響が出てしまうのです。

集中力の低下:「なんとなく頭がぼんやりする」「考えがまとまらない」と感じることが増える。
眠気やだるさ:脳に十分な酸素が届かず、疲れやすくなる。
頭痛やめまい:空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、頭痛を引き起こすことも。
作業効率の低下:長時間作業しているのに、思うように進まないと感じることが増える。

特に、在宅ワークや勉強をしている人は、 自宅の空気環境に無意識のうちに影響を受けている 可能性が高いのです。


空気清浄機では二酸化炭素は減らせない?

「じゃあ、空気清浄機を使えばいいんじゃない?」と思うかもしれません。確かに、空気清浄機は ホコリや花粉、PM2.5などの微粒子を取り除く にはとても役立ちます。しかし、実は 二酸化炭素の濃度を下げることはできません

空気清浄機は「空気中の汚れを除去」するものですが、「室内の二酸化炭素を減らす」機能は基本的にないのです。そのため、 二酸化炭素濃度が上がった室内で空気清浄機を使い続けても、状況は改善されません

では、どうすれば良いのでしょうか?


二酸化炭素を減らすための最も効果的な方法

答えはとてもシンプルです。

「換気をすること」 です。

換気をすることで、新鮮な空気が部屋に入り込み、二酸化炭素の濃度が下がります。その結果、脳に十分な酸素が行き渡り、集中力が回復しやすくなるのです。

効果的な換気の方法とは?

とはいえ、ただ窓を開けるだけでは、十分な換気ができない場合もあります。そこで、より効果的に換気をするためのポイントをいくつか紹介します。

① 2ヶ所以上の窓やドアを開けて空気の通り道を作る

部屋の中の空気を効率よく入れ替えるには、 一つの窓だけでなく、対角線上にある窓やドアを開ける ことが大切です。空気の流れがスムーズになり、短時間で換気できます。

② 1時間に1回は換気する

人がいる部屋では、 1時間に1回、5〜10分程度の換気をするのが理想 です。特に冬場は寒さを理由に換気を避けがちですが、こまめに空気を入れ替えることで、室内の空気がこもるのを防げます。

③ 扇風機や換気扇を活用する

窓を開けても空気の流れが悪いと感じる場合は、 扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させる のもおすすめです。また、キッチンや浴室の換気扇を回すことで、室内の空気がよりスムーズに入れ替わります。

④ CO₂濃度計を使って空気の状態をチェックする

最近では、室内の二酸化炭素濃度を測定できる「CO₂濃度計」が手軽に購入できるようになっています。二酸化炭素濃度が1000ppmを超えると、集中力が低下しやすくなる ため、数値をチェックしながら換気のタイミングを決めるのも一つの方法です。


換気を意識して、快適な作業環境を手に入れよう!

在宅ワークや勉強に集中するためには、 空気の質が大きく影響する ということを理解していただけたでしょうか?

部屋の二酸化炭素濃度が上がると、集中力が低下する
空気清浄機では二酸化炭素を減らせない
最も効果的な対策は「換気をすること」

このシンプルなポイントを意識するだけで、驚くほど作業の効率が上がるはずです。今日からぜひ、定期的な換気を取り入れて、 スッキリした頭で快適に仕事や勉強に取り組んでみてください!

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事「いい空気がいい仕事を創る?!思考をクリアにする部屋づくり」も参考にしてください。

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この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身、日本女子大学住居学科卒業。住宅の設計・審査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の住まいを見てきたプロ。 “住まいの健康診断” をする検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整えるアドバイザーの柔らかい視点 をあわせ持つ、住まいの「ドクター&スタイリスト」。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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