【プロが教える】インテリアオプション販売会の賢い使い方｜入居前に差がつく設備選びのコツ
新築マンションや戸建てを購入した後、多くの人が経験するのが「インテリアオプション販売会」。
この販売会は、売主やその関連会社が主催し、エアコン・カーテン・造作家具・照明・床コーティングなどの設備やアイテムを購入できる機会です。
うまく活用すれば、入居後のストレスを減らせる反面、選び方を間違えると予算オーバーや後悔の原因にも。
この記事では、インテリアオプション販売会を上手に利用するためのポイントを徹底解説します。
【1】工事が必要なものは入居前に設置するのが正解！
販売会で扱われる商品には、次のような設備があります：
- ビルトイン食洗機、エアコン、玄関鏡、表札、カーテン
- 断熱ガラスフィルム、エコカラット、バルコニータイル
- 床・水まわりのコーティング、ピクチャーレールなど
これらは定価販売が基本でやや割高ではありますが、入居前に施工できるという大きなメリットがあります。
入居前に工事するメリット：
- 他のインテリアと統一感ある仕上がりに
- 工事による汚れやストレスが入居前に解消
- 傷や不具合があれば引渡し前に補修可能
少し高くても、後のトラブルや時間的ロスを避ける意味でコスパ良しと考えられます。
【2】小さな子どもがいる家庭には「床コーティング」がおすすめ
子育て中の家庭では、食べこぼしや飲み物のこぼれによるフローリングの劣化が心配ですよね。
そんなときに役立つのが床の防水コーティングです。
メリット：
- 水や汚れに強くなり、水拭き掃除も可能
- フローリングの寿命が延び、メンテナンス負担も減少
- 入居後に工事しなくて済むため、有害物質などの影響も軽減
なお、コーティング直後は化学物質が揮発することがあるため、施工は入居の1週間以上前が理想です。
【3】簡単に工事できるものは、入居後に自分で手配もOK
工事を必要としないものや、取り付けが比較的簡単なものについては、販売会以外で購入・依頼する方が安価な場合が多いです。
例：
- 家電量販店やホームセンターでの購入（エアコン、照明など）
- ネット通販でのオーダーカーテンや表札の注文
注意点：
- 高層マンション（11階建て以上など）では防炎加工カーテンの設置が義務化されている場合があり、法令に詳しい業者を選ぶ必要あり
- 発注から納品まで時間がかかる製品も多いため、事前のスケジュール調整が重要
まとめ｜インテリアオプション販売会は「必要なものだけ選ぶ」のが鉄則！
- 工事が必要な設備は入居前に設置
- コスパ重視なら、外部業者への依頼も検討
- 家族構成やライフスタイルに合ったオプションを厳選
予算と生活のバランスを取りながら、「本当に必要なもの」だけを選べば、快適な新生活のスタートが切れます。
