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セミナー開催~「理想の家×インテリア」

#インテリア#セミナー#家具選び

さて、この度、8月に東京の石神井(練馬区)にて、家づくりに関するセミナーを開催することとなりました。今回のセミナーのテーマは「理想の家×インテリア」で、家のデザインとインテリアをどのようにマッチさせるかについて深く探求する内容となっています。

世界の三大建築家として名高いミース・ファン・デル・ローエル・コルビュジエ、そしてフランク・ロイド・ライトは、建物の設計だけでなく、家具やインテリアまでをもトータルにデザインしていました。彼らは建物と家具を一体として捉え、全体の空間美や機能性を追求していたのです。つまり、「建築」とは建物だけでなく、家具などのインテリアも含めた総合的なデザインであると定義していました。

しかし、現代の家づくりにおいて、多くの方は家本体の設計や建築にばかり意識が集中しがちです。その結果、インテリアにまで十分な予算や時間を割くことができず、「建物は素敵なのに、インテリアがちぐはぐで残念」といった状況になってしまうことが少なくありません。

本来であれば、まず購入したい家具を選定し、その予算を建築費と一緒に概算に組み込んでおくことが理想的です。また、配置したい家具のサイズやデザインによっては、家の動線や間取りにも影響を及ぼすため、家づくりの初期段階から家具選びを考慮することが重要です。

例えば、大型のダイニングテーブルを中心に家族が集まる空間を作りたい場合、そのテーブルに合わせたスペースの確保や、キッチンからの動線を工夫する必要があります。特定のデザインや色彩のソファを置く場合、その雰囲気に合わせて壁紙や床材、照明などを選ぶことで、統一感のある空間を演出できます。

今回のセミナーでは、あまり知られていないが非常に重要な「家具選び」のポイントについて詳しくお話しします。具体的な内容は以下のとおりです。

  • 家具と建築デザインの調和:建物の外観や内装と家具のスタイルをどのように統一させるか、その方法や考え方を解説します。
  • 予算配分のコツ:建築費用とインテリア費用をバランスよく計画し、無理のない予算組みを行うためのアドバイスを提供します。
  • 動線を考慮した間取り設計:家具の配置を前提に、家族が快適に過ごせる動線や間取りの工夫について具体例を交えて説明します。
  • 世界的建築家の事例紹介:ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトの作品を参考に、建築とインテリアが融合したデザインの魅力を探ります。

このセミナーは、新居の計画をこれから始める方や、現在計画中の方、そしてインテリアデザインに興味をお持ちの方にとって、有益な情報が満載です。家とインテリアのバランスを考慮することで、より満足度の高い理想の住まいを実現するためのヒントやアイデアを得ることができるでしょう。

家づくりは人生における一大プロジェクトであり、そこに暮らす家族の生活を豊かにするためには、建物だけでなくインテリアにもこだわることが大切です。家具やインテリアは、日々の暮らしの中で直接触れ合うものであり、その快適さやデザイン性は生活の質に直結します。

この機会に、家具選びの重要性や効果的な取り入れ方を一緒に学んでみませんか?セミナーでは専門的な知識だけでなく、実践的なアドバイスや具体的な事例もご紹介しますので、すぐに活用できる情報が満載です。

お近くにお住まいの方や、家づくりとインテリアに関心のある方は、ぜひご参加ください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

セミナー詳細

  • 日時:8月19日(土曜日)11時~12時
  • 場所:ハウジングメッセ 石神井住宅公園
  • 参加費:無料
  • 申込方法:お電話またはウェブサイトよりお申し込みください
  • お問い合わせ先:ハウジングメッセ 石神井住宅公園:03-5393-5507(10時~18時)

理想の家づくりを目指す皆さまにとって、有意義な時間となることを願っております。建物とインテリアが調和した空間で、快適な暮らしを実現しましょう。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。その後、確認検査機関にて、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。その後、機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行う一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインしたデスク兼用ダイニングテーブルは2024年キッズデザイン賞を受賞。

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