プロに任せる安心感──一級建築士が提案する“総合的な住まいづくり”の理念

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プロに任せる価値とは?──“見えない価値”が織り込まれた住まいづくり

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住まいは「見た目」だけでは語れない

住まいというのは、単に壁紙や家具を変えるだけで完成するものではありません。
日照や風向きなど地域の気候、建物の構造、断熱や換気といった設備、そして間取りや動線といった要素が複雑に絡み合って成り立っています。

例えば同じ「3LDK」でも、断熱性能が異なれば冬の暖かさや夏の涼しさはまったく違い、家族の快適さや健康に大きな影響を与えます。見た目だけを整えた住まいは、一時的には心地よくても、時間が経つと「暑い」「寒い」「湿気でカビが出る」といった不満につながるのです。


インテリアの「美しさ」と「環境性能」の両立

現代では、SNSや雑誌に載っている“おしゃれな部屋”に憧れる方も多いでしょう。しかし私たちが大切にしているのは、見た目のデザインと同時に「環境」や「居住性」をコントロールすることです。

  • 温度・湿度のバランスがとれているか
  • 採光や換気が機能しているか
  • 家具の配置が動線を妨げていないか
  • 収納がバランスよく配置されているか

これらが満たされて初めて、本当の意味で「美しく快適なインテリア」が完成します。インテリアは単なる飾りではなく、住まいの仕組みと一体となってはじめて機能するものなのです。


プロに任せることで失敗を防ぐ

住まいの改善をDIYや自己判断で進める方もいますが、どうしても見た目重視に偏りがちです。結果として、

  • 収納不足で再び散らかる
  • 家具のサイズが合わず動線が悪化する
  • 断熱・換気の性能が不足し体調を崩す
  • 作製したものがうまく機能せず、邪魔になる

といった「やり直し」が発生するケースは少なくありません。

プロは、建築の知識・インテリアのセンス・環境工学の視点を組み合わせて提案できます。総合的に判断し、暮らしの質を根本から底上げできるのは、専門家に任せる最大のメリットです。


家族のライフステージを支える設計

また住まいは一度つくって終わりではありません。
結婚・出産・子どもの成長や受験、そして独立や老後と、家族のライフステージに合わせて姿を変える必要があります。

私たちの理念は「暮らしに寄り添い、変化に応じて進化する住まい」です。
家具の入れ替えや模様替えといった小さな改善から、間取りやリノベーションを伴う大きなアップデートまで、トータルで対応することで「その時々の家族にとって最適な住空間」を提案してきました。


私たちが目指す住まいづくり

COLLINO一級建築士事務所では、「空間分け」「動線」「収納」「温湿度環境」を軸にした独自メソッドで住まいを整えています。
単なるインテリアコーディネートにとどまらず、家族の成長や地域の環境までも考慮した“総合的な住まいの提案”を大切にしています。

その結果、模様替えからリフォーム、リノベーションまで、ライフステージの変化に合わせて段階的に住まいをアップデートしていくお客様との長いお付き合いが生まれています。


まとめ

住まいは人生の舞台であり、家族の成長や暮らしの質を支える大切な器です。見た目の美しさだけでなく、環境・構造・動線まで含めたトータル設計があってこそ、本当に満足できる住まいが完成します。

私たちは「プロに任せる安心感」を理念に、これからも一人ひとりの暮らしに合った最適な住まいづくりをお手伝いしてまいります。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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