リフォーム費用の相場と注意点|女性一級建築士が教える「後悔しないリノベーション」東京版

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リフォーム費用の相場と注意点――女性建築士が語る「後悔しない家づくり」の進め方

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「リフォームはいくらかかるの?」という疑問は、多くの方が最初に抱くものです。
インターネットで検索すると「費用相場まとめ」の記事は多数出てきますが、数字だけを並べても、実際の暮らしや価値に直結する答えにはなりません。

私は一級建築士として、これまで5,000件以上の住宅・空間に携わってきました。主婦・母としての生活経験や、TBS特番で「空間リニューアルの達人」として紹介いただいたこともあり、単なる相場以上の「リアルな目安」や「注意点」をお伝えできると感じています。

この記事では、リフォーム費用の相場と注意点を整理しながら、女性建築士ならではの視点で「後悔しないリフォーム」を進めるポイントをご紹介します。


リフォーム費用の相場の目安

リフォームの費用は規模や内容によって大きく変わります。
以下は一般的な目安です(東京都内の事例を参考)。

  • 部分リフォーム(1室・水まわり)
     50万~300万円程度
     例:キッチン・浴室・トイレ・洗面台の入れ替え、床や壁紙の更新など。
  • 全面リフォーム(マンション・戸建て)
     500万~1,500万円程度
     例:間取り変更、配管更新、断熱工事などを含む大規模リフォーム。
  • リノベーション(デザイン刷新・機能強化)
     800万~2,500万円程度
     例:間仕切りを取り払い、LDKを拡張。家具・照明まで含めてコーディネート。

👉 相場は「どこまでを変えるか」「素材や設備のグレードをどう選ぶか」で変動します。


相場だけで判断すると失敗する理由

多くの方が「安い業者に頼んだのに後悔した」と口にされます。理由は以下の通りです。

  • 相場記事には家具や照明が含まれていないことが多い
     → 部屋は間取りだけでは整いません。家具とのバランスを欠くと、生活の不便や後悔が残ります。
  • 動線や収納計画が考慮されない
     → 設備を新しくしても、洗濯・料理・片付けの動線が悪ければ「家事ラク」にはつながりません。
  • 教育やライフステージへの配慮がない
     → 子どもの成長や夫婦の働き方の変化に対応できる間取りかどうかが重要です。

数字の比較だけでなく、「暮らしに合った投資」かどうかを考えることが成功の分かれ目です。


女性建築士が提案する「後悔しないリフォームの注意点」

① 家事動線をシミュレーション

キッチン→ダイニング→リビング、洗濯機→干場→収納など、毎日の動線を最短に。
家具の配置や通路幅も含めて考えると、日常のストレスが大幅に減ります。

② 空間分けを意識

リビングで「食事・学習・在宅勤務」が混在すると散らかりやすくなります。
家具や間仕切りで空間を区切るだけでも集中度が上がり、暮らしやすさが変わります。

③ 家具・照明まで含めて計画

「間取りだけリフォームして、後から家具を買ったらサイズが合わなかった」という後悔はよくある失敗です。家具まで含めた一体的なコーディネートで初めて完成度が高まります。

④ 教育リフォームの視点

「学力が伸びる家」をテーマに、リビング学習や子ども部屋の使い方を工夫することで、生活習慣や集中力が自然と育ちます。これは私自身の子育て経験からも実感しています。


東京のリフォーム成功事例

  • 子育て世帯の3LDKマンション
     LDKの一角を「リビング学習ゾーン」に変更。造作収納+間接照明を導入し、子どもが集中できる環境に。費用は約450万円。
  • 共働き夫婦の戸建て
     洗濯動線を短縮し、収納を一元化。家事時間が1日30分短縮され、家族時間が増加。費用は約700万円。
  • シニア夫婦のリノベーション
     段差解消+断熱工事+家具の入れ替え。快適性と安全性を両立。費用は約1,200万円。

まとめ

リフォーム費用の相場はあくまで目安。大切なのは「金額」よりも「その後の暮らしがどう変わるか」です。

プロに依頼するメリットは、単なる工事手配ではなく、動線・収納・空間分け・家具・教育的視点まで含めた総合提案を受けられること。DIYや部分的な依頼では得られない価値があります。

TBS特番でも紹介された「空間リニューアルの達人」として、COLLINOでは「数字」だけでなく「暮らしや未来」を見据えたプランニングを行っています。
「一度のリフォームで、やり直しのない住まいをつくりたい」方は、ぜひご相談ください。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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