BLOG & INFO

お知らせ メディア

SUUMO掲載~家具と家

#ダイニングテーブル#家具選び#家具配置

部屋を広く見せるコツは?

部屋が広く見えるインテリアのコツ

狭い部屋でも、インテリアの工夫次第で広く感じさせることができます。空間を有効に活用し、視覚的な広がりを演出するためのポイントをご紹介します。

1. 明るい色を基調とした配色

壁や床、家具などの大きな面積を占める部分には、白やパステルカラーなどの明るい色を選びましょう。明るい色は光を反射し、空間を広く明るく見せる効果があります。天井も白く塗ることで、天井が高く感じられ、開放感が生まれます。

2. ミラーを活用する

鏡を使うことで、視覚的に空間が倍増したように見せることができます。大きな鏡を壁に掛けたり、ミラー加工された家具を取り入れると効果的です。特に、窓の向かい側に鏡を配置すると、自然光を反射し、部屋全体が明るくなります。

3. 低めの家具を選ぶ

背の高い家具は視線を遮り、圧迫感を与えます。ローボードやローソファなど、低めの家具を選ぶことで、視界が広がり、部屋が広く感じられます。また、家具の脚が細いデザインや、床が見えるタイプの家具を選ぶと、さらに空間に余裕が生まれます。

4. シンプルなデザインを心がける

装飾の多い家具や柄物のファブリックは、視覚的にごちゃごちゃした印象を与えます。シンプルで洗練されたデザインの家具や無地のファブリックを選ぶことで、すっきりとした空間を演出できます。色数も抑えると、統一感が生まれます。

5. 照明でメリハリをつける

照明の配置や種類によって、空間の印象は大きく変わります。間接照明を取り入れることで、壁や天井に光を当て、空間に奥行きを持たせることができます。フロアランプやスポットライトを活用し、明るさの層を作ることで、立体感が生まれます。

6. カーテンは軽やかな素材を選ぶ

厚手のカーテンは重たく見え、部屋を狭く感じさせます。薄手のレースカーテンや透け感のある素材を選ぶことで、光を取り入れつつ、視覚的にも軽やかな印象を与えます。カーテンの色も壁と同系色にすると、一体感が生まれます。

7. 視線の抜けを作る

部屋の中に視線が遠くまで届くような配置を心がけます。例えば、窓の外の景色が見える位置にソファを配置したり、部屋の奥行きを強調するように家具を配置することで、空間が広く感じられます。

8. 縦のラインを強調する

縦長のストライプ柄の壁紙やカーテンを使用すると、天井が高く見えます。また、天井から床までの長いカーテンを使うことで、縦のラインを強調し、空間に高さを演出します。

9. 収納を工夫する

物が散らかっていると、部屋が狭く感じられます。収納スペースを確保し、見せる収納と隠す収納を使い分けて、すっきりとした空間を維持しましょう。壁面収納やクローゼットを活用すると、床面積を広く使えます。

10. ガラスや透明素材を取り入れる

ガラス製のテーブルやアクリル製の家具は、視線を遮らず、空間を広く見せる効果があります。また、透明な素材は光を通すため、部屋全体が明るくなります。

11. ラグやマットは小さめに

大きなラグやカーペットは床面積を区切ってしまい、部屋を狭く見せます。必要最低限のサイズに抑えるか、思い切ってラグを敷かないことで、床が広く見え、空間に一体感が生まれます。

12. 壁面を有効活用する

壁に棚を設けたり、フックを取り付けて収納スペースとして活用しましょう。床に物を置かないことで、スペースに余裕が生まれます。また、壁にアートを飾る際は、大きめの作品を一点飾ると、視線が集まり、部屋が広く感じられます。

13. ドアをスライド式に変更する

開き戸はドアの開閉スペースが必要ですが、スライドドア(引き戸)にすることで、その分のスペースを有効活用できます。部屋同士を仕切るドアを開放すると、一体感が生まれ、さらに広く感じられます。

14. 観葉植物を取り入れる

小さな観葉植物を部屋の角や棚に配置することで、空間に奥行きが生まれます。ただし、大きすぎる植物は圧迫感を与えるため、サイズや配置には注意が必要です。

15. ディスプレイは最小限に

装飾品や雑貨を多く飾ると、視覚的に情報量が増え、部屋が狭く感じられます。お気に入りのアイテムを厳選し、シンプルにディスプレイすることで、すっきりとした印象を保てます。

まとめ

部屋を広く見せるためには、色使い、家具の選び方・配置、照明など、様々なポイントがあります。これらを総合的に考慮し、自分の生活スタイルに合ったインテリアを取り入れることで、快適で広がりのある空間を実現できます。小さな工夫でも大きな効果を生むことがありますので、ぜひ試してみてください。今回ご紹介したテクニックは住宅情報誌SUUMOでもご紹介したものです。在庫があれば取り寄せてみてください。ではでは。

SUUMO新築マンション~家具と家

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。その後、確認検査機関にて、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。その後、機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行う一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインしたデスク兼用ダイニングテーブルは2024年キッズデザイン賞を受賞。

コメントは受け付けていません。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 一般社団法人日本模様替え協会 All rights Reserved.