似ているようで、まるで違う!イケアとニトリ、我が家には、どちらの家具がおすすめ?

北欧発祥の人気家具ブランド「イケア(IKEA)」と、日本が誇る家具メーカー「ニトリ」。どちらも手頃な価格と豊富なラインアップで、多くの家庭に愛されています。そのため、家具を購入するとき「イケアとニトリ、どちらを選べばいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
実は、イケアとニトリのどちらを選ぶかは、ご家族の体型や生活環境、さらには間取りによって変わるのです。適切な家具を選ばないと、後から買い替えが必要になり、余計な出費や手間がかかってしまうことも…。
そこで今回は、イケアとニトリの違いを「デザイン」「機能」「サイズ」「化学物質」の4つのポイントで比較してみましょう!
1. デザイン
イケア:★★★★(4/5)
イケアの家具は、プロダクトデザイナーによる洗練されたデザインが魅力です。シンプルでおしゃれな北欧スタイルは、どんなインテリアにも馴染みやすく、特にモダンな空間やシンプルなインテリアを目指している方におすすめです。
ニトリ:★★(2/5)
一方、ニトリの家具は比較的シンプルで無難なデザインが多いのが特徴です。ただし、デザイナーズ家具を模した商品もあり、手頃な価格で「それっぽい雰囲気」を楽しめます。例えば、イームズのシェルチェアやアルテックのスツール60に似た商品は、オリジナルのデザインに近い仕上がりです。
まとめ
デザインを重視するならイケア。特にデザインにこだわりがなければ、ニトリで十分でしょう。
2. 機能
イケア:★★★★(4/5)
イケアには「PAXシリーズ」や「BESTÅシリーズ」など、自由にカスタマイズ可能な家具が豊富です。特にPAXシリーズは、造り付け家具のような美しい壁面収納を低コストで実現できる点が大きな魅力。収納力とデザインを兼ね備えた家具を求める方にはおすすめです。PAXシリーズは、新築時に造り付け家具として設置すれば、家具工事の大幅なコストダウンにもなります。
ニトリ:★★★★(4/5)
ニトリの家具は、日本人の生活スタイルに合った実用性を重視しています。こたつや座卓など和風家具が豊富で、地震が多い日本向けの突っ張り式収納家具も充実。安全性を考慮した家具を探している方には最適です。
まとめ
カスタマイズ性を求めるならイケア、安全性や和風のテイストを重視するならニトリが優勢です。
3. サイズ
イケア:★★(2/5)
イケアの家具は北欧基準のため、全体的にサイズが大きめです。特にダイニングテーブルやチェアの高さが高く、日本人の平均的な身長(165~170cm以下)だと足が床に届かないことも。175cm以上の背の高い方や、天井が高く広い間取りの住宅にはおすすめですが、一般的な日本の住環境には合わない場合もあります。
ニトリ:★★★★(4/5)
ニトリの家具は、日本人の体型に合わせて設計されており、コンパクトサイズが多いです。狭い間取りでも圧迫感を与えず、160~170cm前後の身長の方が快適に使えるデザインが揃っています。
まとめ
日本の住環境に合った家具を求めるならニトリ、広々とした空間や高身長の方向けならイケアが適しています。
4. 化学物質
イケア:★★(2/5)
イケアの家具は、ヨーロッパの基準に基づいて作られており、日本の規制と比較するとその詳細は不明です。また、無垢材を使用した家具が少ないため、化学物質の発散量が気になる場合があります。シックハウス症候群やアレルギーが気になる方には、慎重な検討が必要です。
ニトリ:★★★(3/5)
ニトリの家具は、日本の規制「F★★★★(フォースター)」に準じた素材が使われています。ただし、市販の置き家具には規制の表示義務がないため、一部の安価な家具では注意が必要。化学物質の心配がない無垢材を使用した商品もあるので、健康志向の方はそのような商品を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
健康や安全性を重視する場合は、ニトリで無垢材を使用した家具を選ぶのがおすすめです。
まとめ
イケアとニトリ、それぞれに特徴があり、一概にどちらが優れているとは言えません。
- デザイン重視ならイケア
- 安全性や和風家具ならニトリ
- 高身長の方向けならイケア
- 日本の住環境に合う家具ならニトリ
家具選びの際には、価格だけでなく、ご家族の体型や住まいの間取り、ライフスタイルを考慮して検討してくださいね!
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