【ストレスフリーな暮らしへ】賃貸でもできる!快適な部屋づくりのコツとは? | COLLINO(コリーノ)インテリア

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【ストレスフリーな暮らしへ】賃貸でもできる!快適な部屋づくりのコツとは?

#ストレスフリー#動線改善#収納アイデア#家具配置の工夫#小さな子供との暮らし#狭い部屋のレイアウト#賃貸マンション

「リビングが落ち着かない」「毎日の生活がなんだかイライラする」——そんなお悩みは、実は住まいの環境が原因かもしれません。
特に賃貸マンションのような限られた空間では、「動線」や「家具配置」のちょっとした工夫が、暮らしの質を大きく左右します。

今回は、実際のご相談事例をもとに、狭い空間でもできるストレスフリーな部屋づくりのポイントをご紹介します。


【1】動線の見直しでイライラ解消!

ご相談者は30代のご夫婦と1歳のお子様。2LDKの賃貸マンションにお住まいで、「LDKが使いにくく、生活全体がストレスフル」とのことでした。

動線の問題点:

  • 玄関からリビングまでの導線がソファで遮られている
  • リビングから寝室までの導線がテーブルやオットマンでふさがれている
  • キッチン内に複数の動線が交差しており、狭さと動きづらさを増幅

解決のヒント:

動線が交わらないよう、家具の配置を変更。スムーズな移動ができるだけで、日常の小さなストレスが大幅に軽減されます。


【2】家具の高さ・配置も重要!

家具の寸法や配置が合っていないと、体がぶつかる、動きづらい、食事がしにくいなどの不便が積もり、イライラの原因に。

よくある問題例:

  • ゴミ箱の位置が悪く、調理中に不便
  • ソファとテーブルの高さが合っておらず、食事時に疲れる
  • 赤ちゃんの遊ぶスペースが狭く、危険を伴う配置

改善ポイント:

  • ゴミ箱はキッチン収納内に配置し、動線の邪魔を排除
  • ソファとダイニングテーブルが一つになったダイニングソファの採用
  • 赤ちゃんの遊び場は、障害物を避けて広く安全に確保

【3】収納の見直しでスッキリ空間へ!

狭い賃貸マンションでもストレスのない快適な暮らしの実現方法。動線や家具配置、収納の工夫で、家事や育児のイライラを解消しましょう。

収納が足りないからといって収納力のない家具を増やすと、かえってスペースを圧迫します。高さのない収納家具は面積を占有するばかりで、収納効率が悪くなります。

効率的な収納術:

  • 高さのある収納棚を活用し、床面をスッキリ
  • 家具は壁に沿って配置し、見た目も整理整頓された印象に
  • 見せる収納ではなく「隠す収納」で、生活感を抑える

【4】アフター:改善されたストレスフリーな住まいの実例

狭い賃貸マンションでもストレスのない快適な暮らしの実現方法。動線や家具配置、収納の工夫で、家事や育児のイライラを解消しましょう。

前述の「動線」「家具配置」「収納」の課題を見直した様子です。

✅改善後のポイントまとめ:

ビフォー

アフター

①動線の改善でスムーズな移動を実現

  • ソファとテーブルをダイニングソファに買い替えて壁際に寄せ、キッチン~リビング〜寝室の移動がスムーズに。
  • キッチン周りの通路幅を確保し、家事の流れがスピーディに。
  • 玄関〜LDK〜各部屋への動線がスッキリ整理され、イライラが激減。

②家具の再配置で身体にやさしい空間に

  • 高さの合ったダイニングセットに変更し、毎日の食事が快適に。
  • TV前に赤ちゃんも安心して遊べるスペースを確保。
  • ゴミ箱はキッチン収納内に設置し、見た目もすっきり、動きもスムーズに。

③収納の見直しで空間にゆとり

  • 背の高い収納棚を採用し、収納力アップ+キッチンとの簡易間仕切りが実現。
  • リビング周りの小物はボックス収納にまとめ、生活感を排除。
  • 必要なものだけを厳選し、ミニマルな暮らしへ移行。

🏡改善後の家族の声:

「毎日の生活が本当にラクになりました!動きやすく、片付けやすく、家の中で過ごす時間がとても気持ち良いです。赤ちゃんもよく笑うようになりました!」

このように、住まいの見直しは心と体の健康にもつながる重要なポイントです。今の暮らしに少しでも不満を感じている方は、ぜひ「動線・家具・収納」の3つを見直してみてください。


【まとめ】ストレスを減らすための空間改善は今すぐできる!

  • 動線を整理して移動のしやすさを確保
  • 家具の種類と高さを見直して身体に優しい空間へ
  • 限られたスペースでも、収納を工夫すれば快適な住まいに変わる

「住まいのストレス」は、ほんの少しの工夫で大きく改善できます。イライラが溜まりがちな今こそ、暮らしやすさを見直してみませんか?

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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