リビング隣の洋室を仕事部屋に!子どもの成長に合わせたインテリア活用事例
リビングに隣接した洋室、皆さんはどのように活用していますか?
リビングダイニングとして広く使う、子ども部屋、趣味の部屋、収納スペースなど多様な選択肢がありますが、今回は仕事部屋としての活用事例を、お子様の成長段階に合わせてご紹介します。
今回ご相談いただいたのは、お子様が5歳のご家庭です。リビング隣の洋室に「家族と一緒に過ごしながら仕事ができる部屋」をご希望されました。
まず初めに子どもが就学前の家具配置プランを見てみましょう。
1. 子ども就学前:遊び場を併設した仕事スペース
リビング隣の洋室に在宅勤務スペースを作ります。同時に子どもの遊びスペースも配置します。
■ ポイント
- 仕事スペースにはお子様の遊び場も併設、お子様の様子を見守りながらお仕事できます。
- ダイニングやリビングからもお子様の様子が確認できるため、安心感があります。
- リビングに遊び場を設けないことで、リビングはソファやTVボードを置いたくつろぎスペースに。
■ 使用家具
使用家具は、予算を抑えたいとのご希望から手ごろな価格のものを中心に選びました。
- IKEA:デスク
- 楽天:ワークチェア
- 東リ:円形ラグ
- Kidzoo:テーブルセット
2. 子ども就学後:仕事と学習を両立するスペース
お子様が小学生から中学生に成長した時期も見据え、机を向かい合わせに配置し、親子で学習と仕事を両立できる空間にしました。
■ ポイント
- 学寝分離の考え方を導入し、勉強はリビング学習、遊びと寝るのは子ども部屋など、勉強機能と就寝機能を分けました。
- お子様に仕事をする親の姿を見せることで、学ぶ意欲や将来つくべき仕事について考える機会をあたえます。
- シンプルな家具配置にし、ポスターや観葉植物でリフレッシュ感をプラスしました。
■ 使用家具
使用した家具は、同じIKEAのデスクや収納シリーズを買い足しました。
- IKEA:デスク
- 楽天:ワークチェア
- かなでもの:ポスター
- IKEA:本棚
3. 子ども自立後:自分専用の書斎スペース
お子様が独立した後は、リビング隣の洋室を自分専用の書斎にし壁紙もリフォーム。広々とした空間で集中力を高めながら仕事ができます。
■ ポイント
- 子どもが使用していたデスクや家具はリサイクルし、好きなデスクを購入。
- 観葉植物やインテリアでリラックス空間も意識し、仕事一辺倒にならない工夫を。
- ダイニングとのつながりも意識し、家族との会話も大切にします。
■ 使用家具
使用した家具は、奥行きがあり高級感のあるデスクにしました。
- クラスティーナ:デスク、サイドチェスト
- IKEA:ポスター
- オフィスコム:チェア
成長に合わせたインテリアのポイント
お子様の成長はあっという間ですが、家具や空間の配置を工夫することで、家族全員が快適に過ごせるスペースを作ることが可能です。
住宅購入と同様に、家具選びも予算だけでなく将来を見据えて計画することが大切です。
まとめ
リビング隣の洋室を、子どもの成長段階に合わせて柔軟に活用することで、家族との時間を大切にしながら仕事の効率もアップします。
インテリアや家具配置でお悩みの方は、ぜひ今回の事例を参考にしてみてください。
当事務所では、マンションのインテリアや子ども部屋、リビング学習スペースの事例も多数取り揃えています。少しでも皆様の暮らしのヒントになれば幸いです。
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