狭い2DK団地もすっきり片付く!快適&使いやすい部屋に生まれ変わる驚きの模様替えテクニック

春は新生活のスタートにぴったりな季節。心機一転、お部屋を模様替えしてみませんか? 今回は、実際に行った模様替えの事例を紹介しながら、片づきやすく実用的な部屋を作るコツをお伝えします。
【事例紹介】模様替えで片づく部屋へ

🏠 ご依頼内容
- 居住環境:東京都内の2DK団地に暮らす80代のお母様と50代の娘様
- 模様替えの目的:お母様が転倒・骨折し入院したため、安全で動きやすい部屋へ改善したい
- 希望エリア:リビングダイニング・キッチン・洗面室
- 残したい家具:食器棚・ソファ・こたつ・冷蔵庫など
上の図は2DKの間取りの様子です。6畳2部屋ある和室の1部屋(右の部屋)をリビングダイニング&お母様の寝室とされていました。和室にはこたつ・ベッド・ソファのほか収納家具もあり、人が歩く動線が狭く危険です。そのため、ベッドを左手の和室に移動し、リビングダイニングから寝室機能を分離します。
キッチンですが、2つある冷蔵庫が離れており使い勝手が悪くなっています。またキッチンに仏壇を置いているため、拝むための椅子もキッチンにあり部屋を狭くしています。ごみ箱も小さく、捨てるものも行き場がなくなっています。
左手の和室は、娘さんの仕事部屋&寝室になっていますが、本棚と洋服ハンガーが押し入れへの動線をふさぎ、押し入れが使用不可状態に。その結果、さらにモノがあふれてしまう結果になっています。
🔍 Before|部屋が片づかない原因
各部屋について、片づかない理由を写真で見てみましょう。
💡 リビングダイニング


- ぬいぐるみや雑貨が多く、収納しきれずに散乱
- 収納家具が多いものの、奥行きが浅く収納力不足
- 部屋に対し家具が多すぎて動線が狭く、歩きにくい
- 洋服を収納できる家具がない
💡 キッチン

- 2つの冷蔵庫が離れていて、料理中に左右の移動が多い
- 窓側の冷蔵庫が窓をふさいでおり、キッチンが暗くなっていた
- 収納家具が少ない

- 右手のタンス上に仏壇があるため、拝むための椅子が冷蔵庫前にあり邪魔になっている
- タンスの取っ手が重く、出し入れが不便
💡 洗面室

- 突っ張り式収納はあるが、棚が小さくデッドスペースが多い
- 収納力が圧倒的に足りず、モノがあふれている
✨ After|模様替えのポイント

今ある家具に、ただ断捨離して片付けるだけでは、すぐにリバウンドしてしまします。片づきやすくリバウンドもしない部屋にするためには、収納家具の見直しと家具配置の変更が大切になります。そこで「何をどこに収納するか」を明確にして収納家具の選定と配置を、上の図のようにプランしました。
💡 リビングダイニング



- 奥行40cm×高さのある収納家具 に変更し、収納量をUP
- 使いにくい収納家具を見直し、スッキリ片づく空間へ
- ベッドを移動して安全で歩きやすい動線に
- 仏壇はリビングダイニングに移動してこたつから拝めるように
- 家具の色は白にして、広く見える工夫を
💡 キッチン

- 収納家具を見直して、収納量が2倍に!
- 小さかったごみ箱を見直して分別ごみ箱を3つ設置

- 窓をふさいでいた冷蔵庫を移動したことで、明るいキッチンに!
- ベランダへのアクセスもスムーズに

- 2つの冷蔵庫をそばに移動し、料理の動線を改善
- 仏壇を移動して椅子も処分したので動線も広く動きやすいキッチンに
💡 洗面室

- 棚を6段に増やし、横幅いっぱいに収納を確保
- ストック品や洗面用品がすべて収まり、スッキリ片づく空間に
🛋️ 模様替えの効果&お客様の感想
模様替え後の部屋を見て「家具の配置を少し変えただけで、こんなに快適になるとは!」と、お客様も驚きとともに大満足されました。
収納を増やすだけでなく、配置を工夫することで 片づきやすく、散らかりにくく、動きやすい部屋 に変えることができます。
🏡 まとめ|模様替えで快適な暮らしを手に入れよう!
模様替えをすると 部屋だけでなく、気持ちも軽やかに なります。また動線をスムーズにすることで、転倒などのケガもしにくくなり、とくに幼児や高齢者には安心な部屋にすることができます。
片づきにくい部屋にお悩みの方は、ぜひ収納家具の見直し&配置換えを試してみてください!
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