部屋が片づく模様替えとその仕組みづくり|家具配置と収納の見直しでスッキリ快適な部屋に | COLLINO(コリーノ)インテリア

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部屋が片づく模様替えとその仕組みづくり|家具配置と収納の見直しでスッキリ快適な部屋に

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部屋を模様替えする際、ただレイアウトを変えるだけではなく、 片付けやすい仕組み を取り入れることで、常にスッキリとした空間を保つことができます。今回は、 家具の配置を見直す方法収納家具を適切なものに買い替える方法 の2つのポイントを中心に、片づく部屋を作るコツをご紹介します。


1. 家具配置を見直して、片付く部屋にする

① 動線や視線を意識したレイアウトにする

家具の配置が悪いと、物が散らかりやすくなります。まずは、部屋の動線を考えて、 スムーズに移動できる配置 にしましょう。

ポイント:
モノを置きたくなる動線に収納家具を設置:リビングに入ってすぐの場所など、よく歩く動線上に収納家具を設置すると、片づけがラクに。
必要なものを使いやすい位置に配置:たとえば、ゴミ箱は作業スペースの近くに、リモコンや充電器はくつろぐ場所の近くに置く。
家具の高さや色をそろえる:視界がスッキリすることで、部屋全体が片付いて見えます。

② 収納の「ゴールデンゾーン」を活用

「ゴールデンゾーン」とは?
👉 腰から目線の高さ(80~150cm) の範囲のこと。この範囲に収納スペースを作ると、物を出し入れしやすくなり、片付けが習慣化しやすくなります。

よく使うものはゴールデンゾーンに(例:本、文房具、リモコンなど)
使用頻度の低いものは高い場所やベッド下へ(例:季節物の服、思い出の品)

③ 「床に物を置かない」レイアウトにする

床に物を置くと、掃除がしづらくなり、ホコリも溜まりやすくなります。

浮かせる収納を活用(壁掛け収納、フック付きラックなど)
家具の下に収納スペースを作る(ベッド下やソファ下にボックス収納を活用)

家具の配置を工夫するだけで、物が散らかりにくい部屋を作ることができます。


2. 収納家具を適切なものに買い替えて、片付く部屋にする

① 収納家具は「サイズ」と「用途」を明確にする

「とりあえず収納を増やそう」と大きな家具を買うのはNG。
👉 まず 収納したい物の量とサイズ を考え、それに合った家具を選びましょう。

奥行きは収納物に合わせる(30~40cmが理想)
引き出し付きより「オープン収納」(見える収納のほうが取り出しやすく、散らかりにくい)
縦のスペースを有効活用(背の高い棚で収納力アップ)

② 収納家具を統一して、スッキリ見せる

収納家具のデザインがバラバラだと、ごちゃごちゃした印象になりがちです。

色・素材を統一(ホワイト系や木目調でそろえるとスッキリ見える)
オープン収納+ボックス収納を組み合わせる(中が見えない収納も活用)

③ 収納家具は「増やす」のではなく「適正量をキープ」

収納スペースが増えると、その分、物も増えがち。新しい収納家具を買う前に、 不要な物を減らす ことが大切です。

「1つ買ったら1つ捨てる」ルールを導入
収納に収まる量だけをキープ

収納家具を適切に選ぶことで、自然と片付けやすい環境が整います。


まとめ:模様替えで片付く部屋を作るコツ

家具配置を見直す → 動線を意識し、ゴールデンゾーンを活用する
収納家具を適切なものに買い替える → 収納物に合わせたサイズ、統一感のあるデザインを選ぶ
収納を増やす前に不要なものを減らす

模様替えを機に 「散らかる原因」を取り除く ことで、片付けがラクになり、快適な部屋をキープできます。ぜひ実践してみてください!

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この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身、日本女子大学住居学科卒業。住宅の設計・審査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の住まいを見てきたプロ。 “住まいの健康診断” をする検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整えるアドバイザーの柔らかい視点 をあわせ持つ、住まいの「ドクター&スタイリスト」。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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