【完全保存版】洗面所・脱衣所のごちゃごちゃを解決するリネン庫の作り方

「洗面所がごちゃついて使いにくい…」
「タオルや下着の置き場が定まらない…」
そんなお悩み、実はリネン庫がないことが原因かもしれません。
リネン庫とは、タオルやハンカチ、下着などを収納する、洗面脱衣所付近の専用収納スペースのこと。もともとはホテルでリネン類を管理する“リネン室”に由来する言葉です。
戸建て住宅では、まだ設置されていない間取りも多いリネン庫ですが、家事動線や収納力を格段にアップさせる「小さな神収納」として注目されています。
この記事では、リネン庫の基本から、設置場所別のメリット・デメリット、洗面所の広さに合った収納計画のコツまでをわかりやすく解説します!
リネン庫とは?洗面所収納の救世主
リネン庫とは、主に洗面脱衣室に設けられる収納スペースで、以下のようなアイテムをすっきりと収めることができます。
- バスタオル・フェイスタオル
- 下着・パジャマ
- ハンカチ・肌着類
- 洗濯用品・洗剤ストックなど
リネン庫があるだけで、「必要なものをその場で使える」動線が実現し、洗面所の床置きやカゴ収納からも解放されます。
リネン庫がないとどうなる?実は“家事のムダ”が増える
リネン庫がない洗面所では、次のような不便が起こりやすくなります。
- 家族全員分のタオルがあふれて棚の上がごちゃごちゃ
- パジャマや下着を毎回クローゼットまで取りに行く必要がある
- 洗面所に収納家具を置くと狭くなり、動きづらくなる
こうした状態は、「部屋が片付かない」「家事がまわらない」原因にも直結します。はじめからリネン庫を設計に取り入れておくことで、洗面空間が劇的にスッキリします。
リネン庫のおすすめ設置場所4選とそれぞれのポイント
① 洗面室の壁面に設置する

洗面所に横幅の余裕があるなら、洗面台の横や正面の壁を活用するのが基本。
- 扉付きで造作すれば、壁との一体感が生まれてスッキリ
- オープン棚なら、タオルを見せる収納としてもおしゃれ
- 鏡に映る配置を意識すれば、空間に広がりを感じさせられる
② 洗濯機スペースの上を活用する

スペースに余裕がない場合は、洗濯機上のデッドスペースを見逃さずに活用!
- 壁面に棚を取り付けるだけで、タオル収納が可能に
- 扉なしのオープン収納が出し入れしやすく便利
- 窓の位置や高さに配慮が必要なので、設計段階での調整がベスト
③ リネン収納付きの洗面化粧台を採用する

最近では、リネン庫と一体化した多機能洗面化粧台も人気。
- 洗剤や小物とリネン類を分けてすっきり収納
- スペースを最小限に抑えられる
- ただし洗濯機との間に中途半端なすき間ができることも
④ 家事室やファミリークローゼットとつなげる

共働き家庭に人気の家事室やファミリークローゼットと洗面所をつなげ、その間にリネン庫を配置する間取りも◎
- 洗濯動線と収納動線を一体化できて家事効率アップ
- パジャマや下着を個室に取りに行く手間がゼロに
- 朝の支度も夜の入浴も、ストレスフリーに!
リネン庫があるだけで、洗面所がここまで快適に!
✅ 洗面所がすっきり片付き、見た目も美しい
✅ タオル・パジャマ・下着が“使う場所”に収納できる
✅ 家事や身支度の時短が叶う
小さな収納ひとつで、日々の暮らしは大きく変わります。
リネン庫は決して贅沢な設備ではなく、“家事ラク”を実現する必須パーツのひとつといえます。
まとめ:洗面所の収納、迷ったらまずは「リネン庫」を検討しよう
これから家づくりやリフォームを考えている方、今の洗面所にモヤモヤを感じている方は、
リネン庫の設置をぜひ検討してみてください。
- 洗面室の広さや動線に合わせて柔軟に設計できる
- 狭い空間でも「収納は増やせる」工夫がある
- 家事のムダを減らし、生活にゆとりが生まれる
後悔しない家づくりのために、「リネン庫」は見逃せない収納計画のカギです。
住まいづくりのお手伝いをしています

新築やリフォーム・リノベーションなど間取りが確定している方に対して壁紙や床材、建具やサッシ、キッチンや洗面台、照明などのセレクトをいたします。家具の選定と合わせて行えば、住まいのトータルコーディネートが叶います。
1棟(130㎡)¥110,000~(税込み) おしゃれな壁紙を選んでほしい 建具や床材で迷っている 機能性や耐久性も重視してほしい