年末の大掃除で“子どもの勉強環境”が劇的に変わる。照明と配置だけで集中力アップ!

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年末の大掃除で“学習環境リセット”。照明と配置だけで子どもが変わる理由

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年末の大掃除は、子どもの“学習環境リセット”の絶好のチャンス

年末が近づくと、大掃除をしながら「来年こそは家を整えたい」「子どもにもっと集中して勉強してほしい」と感じる保護者の方が増えてきます。
実は、この「大掃除」と「勉強環境の整え直し」は、とても相性が良いのをご存じでしょうか。

子どもは環境の影響を大人以上に受けやすいものです。
視界の情報、机や椅子の高さ、光の質、収納の位置……。
それらが勉強のしやすさに直結します。

年末は家の環境をリセットしやすく、子どもの学習スペースを改善するには絶好の機会。
今回は、教育建築士の視点から「大掃除でできる学習環境づくり」についてご紹介します。


子どもが集中できない理由は“性格”ではなく、環境。

「うちの子は集中力がないんです」とよくご相談をいただきますが、
実は多くの場合、集中できない理由は“環境”にあります。

特に次の3つが影響します。

  1. 視界に情報が多すぎる
     机の上や周りに物があふれていると、脳がその情報を処理しようとして疲れてしまいます。
  2. 必要なものの定位置がない
     勉強の準備に時間がかかり、それだけで集中力が奪われてしまいます。
  3. 光・姿勢・高さが合っていない
     暗い照明、影ができるライト、合わない椅子は、子どもの集中を妨げます。

特に「光」の影響は大きく、照明を変えるだけで集中力が大きく変わることもあります。


まずは大掃除の前に“学習スペース”から着手する理由

大掃除というと家全体を見渡してしまいますが、
子どもがいる場合は 学習スペースを優先して整えること をおすすめします。

理由は3つ。

  • 狭いスペースなので短時間で効果が出る
  • 達成感が生まれ、片づけが続きやすい
  • 新年からの勉強をスムーズに始められる

特に受験生や学年が上がるタイミングなら、年末の環境づくりが新学期のスタートを左右します。


大掃除で見直すべき“学習環境の5つのポイント”

① 机の上の視界情報をゼロにする

机の上には「教科書・ノート・筆記用具」以外置かないのが理想です。
視界からの情報を減らすことで脳の負担が減り、集中モードに入りやすくなります。

② よく使うものは“腕の半径”に置く

収納は量より“距離”が大切。
頻繁に使うものは座ったまま手が届く範囲にまとめます。
これだけで集中の途切れが少なくなります。

③ 姿勢と照明を整える(最重要)

多くのご家庭で、大きな改善効果が出るのが“照明”です。しかし照明のを見落としているご家庭も多く、実際には照明の違いで学力に大きな差が生まれるので注意が必要です。

ここで、実際にいただいた保護者の声をご紹介します。

🌟《保護者の声①》

「照明を明るい昼白色に変えたら、リビングでダラダラしていた息子が
“自分の部屋で勉強する”ようになりました!こんなに変わるとは思いませんでした。」


🌟《保護者の声②》

「机にデスクライトを置いただけで娘が集中できると言い、テストの点数も上がりました。
環境の力って本当に大きいですね。」


照明は「交換するだけ」でできる最も簡単な改善策です。

  • 色は昼白色(5000〜6000K)
  • デスクライトは必須。配置は“子どもの利き手と反対側”から
  • 部屋全体が暗いときは、照明器具を交換

ほんの少しの調整で集中力が大きく変わるため、
まず最初に取り組みたいポイントです。


④ 勉強場所の位置を変えるだけで集中が変わる

リビング学習は悪くありませんが、
通路の真ん中やテレビの正面など“落ち着かない場所”は避けましょう。

部屋のすみに寄せる、背中を壁に向けるなど、
安心感のある位置に変えるだけで集中力が向上します。


⑤ 必ず“定位置”を決める

  • 教科書
  • 文具
  • プリント
  • タブレット

これらの定位置を「学用品置き場」として決めておくと、片づけが習慣化し、
勉強の準備時間も短縮されます。


最後に:環境が変われば、子どもは変わる

子どもの勉強は「やる気」よりも「環境」が先です。
環境が整えば、自然と勉強が進み、集中も続きます。

年末の大掃除は、
ただ家をきれいにするだけでなく、
新しい学習習慣をつくる絶好のチャンスです。

照明を変える、家具を少し動かす、定位置をつくる──
大きな手間をかけなくても、子どもは驚くほど変わります。

新しい年を「整った学習環境」で迎えて、
気持ちよくスタートを切っていただけたら嬉しいです。

COLLINOでは女性一級建築士が、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添い、将来を見据えたリフォームや模様替えプランを丁寧に作成いたします。
安心と上質を兼ね備えた住まいづくりを、ぜひご相談ください。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/教育建築士
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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