収納を増やすほど、なぜ部屋は狭くなるのか?――片づけたい人ほどハマる「収納増殖」の落とし穴
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「片づけたいから、収納を増やしました。」
多くの家庭で聞く言葉です。
収納が足りないなら、収納を足す。
一見、とても合理的に見えます。
しかし現実はどうでしょう。
収納を増やしたはずなのに、
- 部屋はなぜか狭く感じる
- 動きづらくなる
- 掃除がしにくい
- 物が増え続ける
こんな現象が起きていませんか?
実は、「収納を増やせば片づく」という発想そのものが、
部屋を狭くする最大の原因なのです。
■ 収納は“空間を食べる家具”である
収納家具は、モノをしまうための家具です。
しかし同時に、床面積・壁面・動線を占領する“空間消費装置”でもあります。
収納を1台置くたびに、
- 歩ける幅が減る
- 視界が遮られる
- 圧迫感が増す
- 掃除の手間が増える
部屋の“余白”が少しずつ削られていきます。
収納が増えるほど、部屋が狭くなり、暮らしの自由度は下がっていくのです。
■ 人は「空いている場所」を見ると、必ず埋めたくなる
さらに厄介なのが、人間の心理です。
収納の中に余白があると、
「まだ入る」「ここに何か収納できる」と感じます。
すると、
- とりあえず買う
- ついストックする
- 捨てる判断が遅れる
収納は“モノを増やす装置”として機能し始めます。
収納を増やすほど、モノも比例して増えていく。
これが「収納増殖ループ」です。
■ 見えない“動作スペース”が、部屋を狭くしている
部屋が狭くなる原因は、収納のサイズだけではありません。
扉を開ける
引き出す
この“動作スペース”が、日常的に空間を占領します。
特に狭い家では、
収納の開閉動作が人の動線とぶつかり、ストレスが増えます。
結果、使われない収納が増え、
「あるのに使えない」という矛盾も生まれます。
■ 収納を増やす前に、減らすべきは「持ち物」ではない
ここで多くの人が「収納を置かないで済むように、断捨離しなきゃ」と考えます。
しかし、それも少し違います。
本当に見直すべきなのは、
- 収納のサイズと置き方
- 動線との関係
- 使われていない収納の見直し
です。収納そのものが原因で“暮らしを圧迫している”ケースは非常に多いのです。
■ 収納は“増やす”ものではなく、“設計する”もの
収納は、足し算ではありません。
暮らしに合わせて、最適化するものです。
- 本当に必要な容量はどれくらいか
- どこで使うのか
- どんな動作が発生するのか
- 将来、変化するか
ここまで考えて初めて、「ちょうどいい収納」になります。
片づかないのは、あなたのせいではありません。
収納の設計が間違っていただけなのです。
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