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正しい家具選びでスッキリ片づくお部屋作り

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片づけてもその状態を維持できないとお困りではありませんか?お部屋をスッキリと片づけ、心地よい空間を作り上げるためには、正しい家具選びが不可欠です。この記事では、理想の部屋を実現するための具体的な家具選びのポイントを詳しく紹介します。

理想のお部屋作りのための家具選びのポイント

理想のお部屋を作るためには、慎重な家具選びが非常に重要です。家具はお部屋の機能性や美しさに直接影響を与える要素であり、正しい選択をすることで空間を最大限に活用でき、快適でスタイリッシュな生活を実現できます。ここでは、空間の活用法とレイアウトのコツ、そして必要な家具と不要な家具の見極め方について詳しく解説します。

空間の活用法とレイアウト

空間の活用法と効果的なレイアウトは、理想のお部屋作りを進める上で欠かせない要素です。まず、家具の配置を考える際に重要なのが、部屋のサイズと形状に合わせた動線の確保です。動線とは、人が自然に通る経路を指し、この動線を意識することで、家族やゲストが快適に過ごせる空間が生まれます。狭い部屋に大きな家具を置く際は、部屋の中央よりも壁際に配置することで視覚的な圧迫感を軽減し、空間を広く感じさせる効果もあります。

また、高さを活用するという考え方もあります。例えば、壁に設置した棚や高さのある収納家具、二段ベッドなどを利用することで、限られたフロアスペースを有効に使いながら、収納スペースを増やせます。このようにして立体的な空間を作り出すことで、狭い部屋でも収納スペースを確保しながらも、ゆったりとした部屋にすることができます。

必要な家具と不要な家具の見極め

家具選びでは、自分たちのライフスタイルに合った家具を厳選することが大切です。まずは、日常生活に欠かせない基本的な家具をリストアップしましょう。例えば、ベッド、ダイニングテーブル、ソファなど、生活の中心となる家具がこれに該当します。一方で、見た目や一時的な流行に流されて購入してしまいがちな装飾家具やサイズの大きな不要な家具は、部屋を雑然と見せる原因になります。

選ぶ際に考慮したいのが、その家具が果たす機能です。同じ機能を持つ家具が複数ある場合、どちらか一方を選び他方を排除することで、スペースの無駄を省けます。さらに、収納付きダイニングテーブルやソファベッドなど、2つ以上の機能を備えた多目的家具を活用するのも賢い選択です。このような多機能家具を取り入れることで、限られたスペースを有効活用し、より自在な生活空間を実現することが可能になります。

家具の選び方とデザイン

理想のインテリアを実現するためには、家具の選び方が重要な役割を果たします。家具は単に機能を持った物質ではなく、そのデザインによって空間全体の雰囲気や印象を決定づけます。そのため、選び方次第で心地よい空間を作ることができるのです。ここでは、選び方のポイントとデザインの観点から、理想のお部屋づくりに役立つ知識をご紹介します。

テイストに合わせた家具の選び方

家具を選ぶ際にはまず、自分の好みに合ったテイストを明確にすることが大切です。例えば、モダンスタイルのインテリアを目指しているならば、シンプルで洗練されたデザインの家具が最適です。一方、ナチュラルで落ち着きのある雰囲気を求めるなら、木材の質感を活かした家具が合うでしょう。自分のお部屋がどのようなスタイルを目指しているかを理解した上で、そのスタイルに調和する家具を選ぶことで、まとまりのある空間を演出することができます。また、異なるスタイルの家具を組み合わせる場合は、色や素材、形状に共通の要素を持たせるなどの工夫が求められます。

素材と色の選択基準

家具の素材と色は、その印象を大きく左右します。素材に関しては、木材、金属、ガラスなど様々な選択肢がありますが、それぞれに特徴とメリットがあります。例えば、木材は温かみがあり自然な風合いを楽しめる一方、金属はクールでモダンな印象を与えます。選ぶ素材は、部屋の用途や求める雰囲気に応じて決定すると良いでしょう。

また、色も非常に重要です。色は心理的に大きな影響を及ぼすため、部屋全体のトーンを決定づける要素となります。たとえば、白やクリーム色といった明るい色は、開放感や清潔感を強調します。一方で、濃い色調の家具は、落ち着きや高級感を演出する効果があります。色を選ぶ際には、壁や床、カーテンなど周囲との調和を考慮しながら、全体のバランスを考えると良いでしょう。

実用性と機能性を重視した家具選び

家具選びにおいて、見た目やデザインの美しさはもちろん大事ですが、実用性と機能性を兼ね備えた家具を選ぶことは、理想の住まいを作るうえで非常に重要です。現代の住環境は小さく限られたスペースが多いため、効率的に空間を利用することが求められています。実用性と機能性に優れた家具は、そのような要求を満たし、日常生活をより快適にしてくれます。そこで、具体的な選び方や活用法を理解することが今後の家具選びにおいて重要な視点となります。

収納力のある家具の選び方

収納力に優れた家具は、限られたスペースを効率的に使うためには不可欠な要素です。まず、収納力のある家具を選ぶ際には、収納したいもののサイズや量を把握し、それに応じた収納スペースが確保できるかを確認することが重要です。例えば、クローゼットや棚は、可動棚や引き出しが多機能に対応しているか、または自由に組み替え可能かどうかが大きな選択ポイントになります。さらに、スライド式の扉や引き出せるボックスは、狭い空間にも有効で、物の出し入れがスムーズになる利点があります。家具の内部構造がしっかりしていることも、大切な基準のひとつであり、耐久性のある材質を選ぶことで、長く使用することが可能です。また、見た目のデザインと機能性が両立しているかを確認し、部屋全体のインテリアに調和する家具を選ぶことがオススメです。

多機能家具の活用法

多機能家具は、多様な生活スタイルに応じて、空間を最大限に活用したいというニーズを叶えてくれます。たとえば、普段はソファとして使用し、必要なときにはベッドとしても使えるソファベッドは、多機能家具の代表的な例と言えるでしょう。また、ダイニングテーブルの中には、大容量の収納がついたものがあります。リモコンなどのほか勉強道具やパソコンなども収納できるので、他の家具を置かなくて済みます。こういった家具を適切に配置することで、住空間を効率よく使え、生活品質を向上させることができます。

まとめ

片づいた理想のお部屋作りには、家具選びが非常に重要な役割を果たします。空間をうまく活用し、適切なレイアウトをすることで、居心地の良い部屋が作れます。そして、必要な家具と不要な家具を見極めることは、限られた空間を最大限に活用するための鍵となります。

家具の選び方とデザインについては、個人の好みや部屋全体のテイストに合わせて選ぶことが大切です。また、家具の素材や色も選択基準として重要で、これが部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えます。異なる素材や色をバランスよく組み合わせることで、居心地の良い空間を構築できます。

さらに実用性と機能性を重視した家具選びでは、収納力のある家具の選び方や多機能家具の活用法がポイントとなります。これにより、日常生活をより快適にし、部屋をすっきりと保つことができます。特に、限られたスペースを有効に使うためには、多機能家具が非常に役立ちます。

総じて、理想のお部屋を作るためには、家具選びにおいて空間の活用やデザイン、実用性を全て考慮することが欠かせません。これらの要素をバランスよく考慮することで、機能的でありながら美しい部屋を実現できます。この記事を参考に、片付いた目指す部屋作りにお役立てください。

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この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。確認検査機関では、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行うCOLLINO一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点でつくる独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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