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DAIKENリフォーム掲載~機能的でおしゃれなキッチンパネルの選び方

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おしゃれでモダンなキッチン

キッチンは家の中心ともいえる場所。使いやすさとデザイン性の両立が求められる空間ですが、壁面に設置する「キッチンパネル」は、その雰囲気や使い勝手を大きく左右する重要な要素です。今回は、新築やリフォーム時に知っておきたいキッチンパネルの選び方について、機能性とおしゃれさの観点から、一級建築士が詳しく解説します。


1. キッチンパネルとは?

キッチンパネルとは、調理中に水や油が飛び散りやすいキッチン周辺の壁を保護するための素材です。主にシンクやコンロ周りに設置されることが多く、以下のような特徴があります。

  • 汚れ防止:水や油、調味料の汚れが付きにくく、掃除が簡単。
  • 耐熱性:コンロ周りでも使える耐熱素材が多い。
  • デザイン性:多種多様なデザインがあり、インテリアの一部として楽しめる。

キッチンパネルは、キッチンの「使いやすさ」と「見た目」を両立させる大事なアイテムです。


2. キッチンパネルに求められる機能性

掃除のしやすさ

日々の調理で発生する汚れは、簡単に拭き取れることが理想です。表面が滑らかな素材で、油汚れや水滴が染み込みにくい加工が施されているものを選びましょう。たとえば、ホーローパネルメラミン樹脂パネルは、汚れが拭き取りやすい素材として人気があります。

耐熱性・耐久性

コンロ周りは高温になるため、耐熱性が重要です。特にガスコンロを使用する場合、耐熱ガラスやステンレス素材のパネルがおすすめです。また、長く使えるよう、耐久性の高いものを選ぶと安心です。

防水性

シンク周りでは水が跳ねるため、防水性も欠かせません。PVC(塩化ビニール)製やステンレス製など、湿気や水分に強い素材を選ぶと、パネルが劣化しにくく長持ちします。


3. おしゃれなデザインの選び方

機能性だけでなく、キッチンパネルはデザインも大事なポイントです。選び方次第で、キッチン全体の雰囲気を一新することができます。

カラーバリエーション

白や黒、グレーなどのモノトーンカラーは、シンプルで洗練された印象を与えます。一方で、淡いピンクやグリーンなどのアクセントカラーを使えば、柔らかさや個性を演出できます。

テクスチャ(質感)

鏡面仕上げのツルツルとしたパネルは、モダンな印象に。また、マットな質感のパネルは落ち着いた雰囲気を作り出します。最近では、木目調や石目調のデザインも人気があり、ナチュラルな空間を演出したい人におすすめです。

ガラス素材の高級感

ガラス製のキッチンパネルは、光沢感があり高級感を演出できます。さらに、ガラスの透明感を活かして、柄や模様を楽しむことも可能です。


4. 素材ごとの特徴と選び方のポイント

キッチンパネルにはさまざまな素材があり、それぞれ特徴があります。代表的な素材とその選び方を見てみましょう。

ホーローパネル

  • 特徴:耐久性が高く、汚れや水分に強い。カラーバリエーションが豊富。
  • おすすめ:掃除がしやすい素材を探している人に最適。マグネットがつくので収納ラックやレシピを貼ることも可能。

ステンレスパネル

  • 特徴:耐熱性・耐水性に優れ、プロのキッチンでも採用されることが多い。
  • おすすめ:シンプルでスタイリッシュなデザインを好む人に。

ガラスパネル

  • 特徴:光沢感があり、高級感を演出できる。汚れが付きにくく掃除も簡単。
  • おすすめ:高級感やデザイン性を重視する人に。

メラミン樹脂パネル

  • 特徴:軽量で加工がしやすく、コストパフォーマンスが良い。
  • おすすめ:予算を抑えながらおしゃれなデザインを楽しみたい人に。

5. キッチン全体との調和を考える

キッチンパネルを選ぶ際は、他の家具や床材、天井の色合いと調和するデザインを選ぶことが大切です。例えば、白いキッチンには同系色のパネルを合わせて統一感を出すのも良いですし、あえて濃い色のパネルを選ぶことで空間にメリハリを持たせることも可能です。


6. まとめ:自分のライフスタイルに合ったパネルを選ぼう

キッチンパネルを選ぶ際には、「掃除のしやすさ」「耐久性」「デザイン性」など、機能と見た目の両方を考慮することが大切です。さらに、家族構成や調理スタイルを考え、自分たちの生活に合ったものを選びましょう。

新築やリフォームは、一生に何度もない貴重な機会です。ぜひこだわりを持って、自分だけの理想のキッチン空間を実現してくだ

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクから記事をチェックしてみてください。機能的でおしゃれなキッチンパネルの選び方が理解できます。

DAIKENリフォームマガジン(大建工業)

キッチンパネルとはどんなもの? その特徴と種類、キッチンタイルとの違い

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。確認検査機関では、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行うCOLLINO一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点でつくる独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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