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共同通信社掲載~暮らしの達人

#家事ラク#家具配置のルール#片づけ#間取り

この度、共同通信社にて取材されたインテリアコーディネート・模様替えテクニックが神戸新聞・茨城新聞・埼玉新聞・南日本新聞・信濃毎日新聞・山形新聞・秋田さきがけ新聞・長崎新聞など多くの新聞にて紹介されました。内容の一部をご紹介いたします。

お部屋がおしゃれなだけで満足していますか?

スタイリッシュなインテリアや最新のトレンドを取り入れたデザインは、確かに目を引き、訪れる人々を感動させることでしょう。しかし、おしゃれさだけを追求していると、実際の生活での使い勝手や居心地の良さを犠牲にしてしまうことがあります。広々として居心地が良いこと、動きやすく片付けやすいといった機能面が整ってこそ、心からくつろげる満足な空間となります。

例えば、美しいデザインの家具を揃えても、それらが部屋のサイズや動線に合っていなければ、日常生活でストレスを感じてしまいます。また、収納スペースが不足していると、物が散乱し、せっかくのおしゃれな空間も台無しになってしまいます。お部屋は見た目だけでなく、実際にそこで過ごす時間の質が重要です。

そのためには、インテリアコーディネートのテクニックだけでなく、快適さを追求した家具の配置や選び方のテクニックが必要です。以下に、理想的な空間を作るための具体的なポイントをいくつかご紹介します。

  1. 動線の確保と最適化
    部屋の中をスムーズに移動できるように、家具の配置を計画しましょう。主要な動線上に障害物がないか確認し、必要な場所へ自然にアクセスできるレイアウトを心がけます。
  2. 家具のサイズとスケール感
    部屋の広さや天井の高さに合わせて、家具のサイズを選びます。大型の家具ばかりでは圧迫感を与えるため、小さめの家具や視線を遮らないガラス製の家具などを組み合わせると良いでしょう。
  3. 収納力の高い家具の活用
    収納付きのベッドやソファ、壁面収納など、収納力の高い家具を取り入れることで、スペースを有効に使いながら物を整理整頓できます。見た目もすっきりし、片付けやすさも向上します。
  4. 素材と質感の選択
    触り心地の良い素材や、季節感を感じられるファブリックを選ぶことで、部屋全体の快適性が向上します。自然素材を取り入れると、温かみのある雰囲気が生まれます。
  5. 照明計画の工夫
    照明は空間の雰囲気を大きく左右します。天井照明だけでなく、スタンドライトや間接照明を組み合わせ、多彩な明かりを楽しめるようにしましょう。調光機能を活用して、シーンに合わせた明るさを調整するのもおすすめです。
  6. 色彩と配色のバランス
    色は人の心理に影響を与えます。落ち着いた色調でまとめるとリラックス効果が高まり、アクセントカラーを加えることで空間にメリハリが生まれます。自分の好きな色を取り入れることで、より愛着の持てる空間になります。
  7. 自然要素の取り入れ
    観葉植物やフラワーアレンジメントを置くことで、空間に癒しを与え、空気の浄化効果も期待できます。窓からの自然光を積極的に取り入れることも、心地よさを高めるポイントです。
  8. 音環境の整備
    音楽を楽しめる環境や、防音対策を行うことで、より快適な空間を作り出すことができます。静かな空間は心の安らぎをもたらし、集中力も高まります。
  9. 香りの演出
    アロマディフューザーやお香を使って、自分好みの香りを取り入れると、五感でリラックスできます。季節や気分に合わせて香りを変えるのも楽しみの一つです。

これらのポイントを意識することで、おしゃれさと機能性を兼ね備えた理想の住まいが実現します。大切なのは、自分自身や家族が心地よく過ごせることです。デザイン性と快適性をバランス良く取り入れることで、毎日の生活がより豊かになります。

お部屋作りは、単に見た目を整えるだけではなく、そこで過ごす時間の質を高めるためのものです。おしゃれさだけで満足せず、快適さと機能性を追求した空間作りを始めてみてはいかがでしょうか。心からくつろげる、自分だけの特別な空間がきっと見つかるはずです。

家具配置に関する新聞記事

新聞にも掲載された「家具配置のルール」をぜひお読みいただき、

ご自宅の部屋づくりの参考にしてみてください。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。その後、確認検査機関にて、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。その後、機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行う一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインしたデスク兼用ダイニングテーブルは2024年キッズデザイン賞を受賞。

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