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プレジデントオンライン掲載~親も個室が欲しい

#2LDK間取り#住まい#住宅価格高騰#在宅勤務#夫婦関係#子供二人

在宅勤務と家族の居場所づくり

共働き家庭が増えた現代、在宅勤務になる家庭も多くなりました。その場合、2LDKのような限られた住空間では、家族それぞれの居場所づくりが大きな課題となります。ある家庭では、夫が在宅勤務のために1部屋を専有し、残る1部屋とリビングを妻と子どもが共有するという状況に悩んでいます。「子どもとどう過ごせばいいのか、自分の時間や空間が持てずストレスを感じてしまう」という声も少なくありません。

また、近年の住宅価格の高騰により、十分な広さを持つ住まいを手に入れることが難しくなっており、「自分のスペースがない」「子どもとの距離感が保てない」などの理由で夫婦関係がぎくしゃくするケースも増加しています。

しかし、「限られた空間でも、家具の配置や間仕切りの工夫などによって、それぞれの居場所を作ることは可能」です。たとえば、リビングの一角にパーテーションやカーテンを使って小さな子ども用のプレイスペースを設けたり、壁面収納を活用して物をすっきりと整理することで、空間を有効活用できます。また、夫婦で話し合い、時には在宅勤務の部屋を交代制にするなど柔軟な対応を心がけることも、家庭内のバランスを保つポイントになります。

狭い住まいでも、お互いの生活スタイルや気持ちを尊重し合うことで、心地よい家庭環境を築くことは十分に可能です。住空間に関する悩みは多くの家庭で共通する課題であり、専門家のアドバイスを取り入れることで、日々の暮らしをより快適にしてみてください。

62平米2LDKに親子4人、夫が1部屋を独占中…「私だって部屋が欲しい」妻の発狂に一級建築士が出した答え

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身、日本女子大学在学中に英国留学、インテリアデザインを学ぶ。ゼネコン・確認検査機関では住宅の設計・審査・検査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の実務をこなす。 “住まいを診断”する検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整える家具配置の視点を持つプロ。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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