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子ども部屋の模様替え:かわいさと実用性を両立するインテリア術

#おしゃれ#女の子#子ども部屋#家具選び

白、グレー、ピンクでまとめたかわいい女の子の部屋

はじめに:子ども部屋の重要性とは?

今回は、5歳の女の子がいる3人家族が3LDKマンションの4畳洋室を使って「かわいい子ども部屋」を作りたいと相談してくださった実例を基に、子ども部屋のインテリア術をご紹介します。かわいさと実用性を両立したアイデアをぜひ参考にしてください。


実例紹介:かわいい子ども部屋のプランニング

1. 基本の考え方:学習と睡眠の分離

子ども部屋を作る際は、家具の配置が重要です。collino-interiorでは、特に「学習空間と睡眠空間を分ける」という「学寝分離」の考え方を推奨しています。なぜなら勉強空間に趣味や遊びのもの、ベッドがあると睡眠や遊びたいという誘惑に勝てず、勉強に集中できない子どもが多いからです。そこで一般的なベッドとデスクを置く子ども部屋以外に「学寝分離」にも応用できることをベースに、以下の2つのプランを提案しました。


2. 実用性重視のプラン

子ども部屋の模様替えーグレートピンクでまとめたかわいい女の子部屋

こちらは「実用性を重視したい」というリクエストに応えたプランです。ベッド、デスク、収納という基本的な家具をグレーとピンクの配色でコーディネートしました。落ち着きのあるグレーと、女の子らしいピンクの組み合わせがバランスよく、使いやすい空間に仕上がっています。

子ども部屋の模様替えーグレートピンクでまとめたかわいい女の子部屋
子ども部屋の模様替えーグレートピンクでまとめたかわいい女の子部屋
子ども部屋の模様替えーグレートピンクでまとめたかわいい女の子部屋
  • ポイント1: 家具配置
    ベッドと収納・デスクは動線を意識して配置。学習机は自然光が入る窓際に設置し、背面には学用品収納を置いています。学寝分離するのであれば、リビングにデスクを置き、デスクを置いている場所にはおもちゃ収納、学用品収納は本棚などを置きます。
  • ポイント2: 空間の区切り
    小さな空間でも、家具の配置を明確に分けることで「学習スペースまたは収納スペース」と「就寝スペース」を明確に分ける工夫をしています。

3. かわいさ重視のプラン

子ども部屋の模様替えーグレーとピンクでまとめたかわいい女の子部屋

「もっとかわいいお部屋にしたい!」というリクエストに応えたプランです。このプランでは、フリル付きのカーテンやシャンデリアを採用し、華やかでかわいらしい雰囲気を演出しました。

子ども部屋の模様替えーグレーとピンクでまとめたかわいい女の子部屋
子ども部屋の模様替えーグレーとピンクでまとめたかわいい女の子部屋
子ども部屋の模様替えーグレーとピンクでまとめたかわいい女の子部屋
  • ポイント1: デコレーション
    ピンクのフリル付きカーテンや壁飾りで空間全体にかわいらしさをプラス。お子様が喜ぶアイテムを取り入れました。
  • ポイント2: バランスを取る工夫
    かわいさを重視しつつも、デスクとその隣に学用品収納を置き、学習環境を整えるためのスペースをしっかり確保。学寝分離するのであれば、リビングにデスクを置き、デスクを置いている場所にはおもちゃ収納、学用品収納は本棚などを置きます。

使用した家具の紹介

どちらのプランでも共通して選定した家具をご紹介します。

収納ベッド

ベッド
小型で収納付きのものを選び、省スペース化を実現。

モモナチュラルのデスクを使った子ども部屋

デスク
かわいいお姫様デスク

収納
デスクと統一された引き出し

フランフランのシャンデリアを使った子ども部屋

デコレーションアイテム
シャンデリアやフリル付きカーテンでアクセントを加えました。


まとめ:お子様の個性を反映した空間づくり

いかがでしたでしょうか?
子ども部屋のデザインは、見た目のかわいさだけでなく、お子様の成長をサポートする実用性も大切です。今回の実例では「学寝分離」にも対応できる、実用性とかわいさのバランスを工夫しました。お子様の好みや生活スタイルに合わせて、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身。日本女子大学住居学科卒業後、ゼネコン建築設計部で一級建築士としてマンション・商業ビルの意匠設計・監理やマンションモデルルームの内装デザインを担当。確認検査機関では、確認検査員/住宅性能評価員として住宅性能評価/建築基準法の検査など担当、これまでに設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は機能的でおしゃれな部屋づくりを専門に行うCOLLINO一級建築士事務所を設立。部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点でつくる独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/子どもが伸びる住まいの仕組みづくりなどを提案。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

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