自宅の健康と美容を守る!効果的な換気で室内空気をリフレッシュする方法 | COLLINO(コリーノ)インテリア

BLOG & INFO

自宅の健康と美容を守る!効果的な換気で室内空気をリフレッシュする方法

#シックハウス#健康被害#換気#新築マンション#新築戸建て

在宅時間が増えると、住宅内の空気環境が健康や作業効率に大きな影響を及ぼします。特に、汚れた空気にさらされ続けると、頭が冴えず、パフォーマンスが低下することも。そこで、今回は「換気」に着目し、室内の空気を新鮮に保つためのポイントと最新の24時間換気システムについて詳しく解説します。


換気とは?新鮮な空気への入れ替えで健康維持

換気は、室内にこもった汚れた空気を排出し、外部の新鮮な空気と入れ替えるプロセスです。私たちが一生のうちに体内に取り込む空気の量は、食べ物や水分の約10倍にも達します。その空気には、ホルムアルデヒドなどの発がん性化学物質や、インフルエンザ、新型コロナウイルスといった有害なウイルスが含まれている可能性があり、健康に悪影響を与えます。換気を行うことで、こうした有害物質を効果的に除去し、安心して生活できる環境が整います。


換気のメリット:健康、美容、パフォーマンス向上に効果大

換気を適切に行うことで得られるメリットは多岐にわたります。

  • 化学物質・ウイルスの除去
    汚染された空気を排出し、健康リスクを軽減します。
  • カビやダニの抑制
    室内の湿気を取り除くことで、カビやダニの繁殖を防ぎ、アレルギー対策に効果的です。
  • 二酸化炭素の排出
    高濃度の二酸化炭素は、倦怠感や頭痛、息苦しさの原因に。窓を開けるなどの換気で症状を軽減し、勉強や仕事、家事のパフォーマンス向上につながります。
  • 美肌・アンチエイジング効果
    新鮮な酸素は、代謝機能を活性化し、血行を促進。健康的な美肌やアンチエイジングにも寄与します。
  • ペットや生活臭、湿気の除去
    定期的な換気で、室内にこもる臭いや湿気も効果的に排出できます。

換気の種類:局所換気と24時間換気の違い

換気には大きく分けて2種類あります。

  1. 局所換気
    キッチンのレンジフードやトイレ・浴室の換気扇など、料理中や入浴時の臭いや湿気を瞬時に除去するための換気方法です。
  2. 全体的な24時間換気
    一日中自動で室内の空気を入れ替えるシステムです。平成15年以降の新築住宅には設置が義務付けられており、化学物質、ウイルス、二酸化炭素、ハウスダストなどを効果的に除去します。多くの住宅では、局所換気と24時間換気の機能を兼ね備えており、効率的な空気清浄が実現されています。

住宅で使われる24時間換気システムの種類

住宅に設置される24時間換気システムは主に2種類です。

  • 第1種換気
    主に戸建住宅で採用される方式で、全熱交換器型が一般的です。冷暖房効果を維持しながら、安定した換気を行います。
  • 第3種換気
    マンションなどで見られる方式です。壁面の給気口から新鮮な空気を取り込み、お風呂場などに設置された換気扇で排気する仕組みとなっています。

24時間換気がない住宅でも安心!効果的な換気方法

平成15年以前に建てられた住宅では24時間換気システムがない場合もあります。その際は、以下の方法で自然換気を促進できます。

  • 換気したい部屋の窓を少し開け、部屋の遠い位置にあるトイレや浴室の換気扇を稼働させる。
  • 防犯面が気になる場合は、窓の通風ロックなどのアイテムを活用し、安全かつ効果的に空気を入れ替えましょう。

冬場の換気に要注意!適切な湿度管理で快適な室内環境を

換気は室内の汚れた空気を排出しますが、特に冬場は室内が乾燥しがちになるため、加湿器などを使って湿度を40~50%に保つことが重要です。加湿器は窓際ではなく、部屋の中心に設置することで、結露のリスクを避けつつ、快適な湿度を維持できます。


まとめ:健康的な生活を実現するための「空気」にこだわる暮らし

多くの人が水や食べ物にこだわる中、空気に対する意識はまだ十分とは言えません。しかし、今後の健康や美容、そして生活の質を高めるためには、「空気」も大切な要素です。日常生活での換気の徹底を心がけ、新鮮な空気を取り入れることで、健康で美しい毎日を実現しましょう。

健康にやさしい住まいづくりのお手伝いをしています

新築やリフォーム・リノベーションなど間取りが確定している方に対して壁紙や床材、建具やサッシ、キッチンや洗面台、照明などのセレクトをいたします。家具の選定と合わせて行えば、住まいのトータルコーディネートが叶います。

1棟(130㎡)¥110,000~(税込み) おしゃれな壁紙を選んでほしい 建具や床材で迷っている 機能性や耐久性も重視してほしい

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身、日本女子大学住居学科卒業。住宅の設計・審査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の住まいを見てきたプロ。 “住まいの健康診断” をする検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整えるアドバイザーの柔らかい視点 をあわせ持つ、住まいの「ドクター&スタイリスト」。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 一般社団法人日本模様替え協会 All rights Reserved.