推し活グッズの収納場所がない?|一人暮らしの飾り方と収納の工夫

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推し活グッズが段ボールに入ったまま?一人暮らしで「好き」に囲まれる部屋のつくり方

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「大好きな推しのグッズなのに、買ったときの袋に入ったまま」
「飾る場所が決まらず、とりあえず段ボールにまとめている」

本当は、好きなものに囲まれた部屋で過ごしたい。けれど、一人暮らしの限られたスペースでは、日用品や洋服を置くだけで精いっぱい。推し活グッズまで、うまく飾れないと感じていませんか。

せっかく手に入れた大切なものだからこそ、しまい込むだけでなく、日々の暮らしの中で楽しみたいですよね。

そのために考えたいのが、「何に収納するか」の前に、「どこで、どう楽しみたいか」を決めること。

家具の配置や収納場所を少し見直して、大好きな推しが目に入る、自分らしい部屋をつくってみませんか。

箱に入ったままなのは、飾る場所が決まっていないからかもしれません

推し活グッズには、アクリルスタンドや缶バッジ、ぬいぐるみ、ポスター、写真集など、さまざまな大きさや形のものがあります。

日用品の収納に合わせて選んだ家具では、置きにくかったり、飾るためのスペースが足りなかったりすることもあります。

そんな状態で「とりあえず収納ボックスを買おう」とすると、中身が見えない箱が増えて、ますます楽しみにくくなることも。

まず考えたいのは、グッズを詰め込む方法ではなく、部屋の中に「推しを楽しむ場所」があるかどうかです。

まずは、小さくても「推しが目に入る場所」をつくる

最初から部屋全体を理想どおりに整える必要はありません。

ベッドでくつろぐとき、食事をするとき、仕事や勉強を終えてひと息つくとき。いつ、どこで推しを眺められたらうれしいかを考えてみましょう。

例えば、ベッドから見える棚の一段や、座ったときに目に入るチェストの上など。小さな一角でも、お気に入りが並ぶ場所ができると、部屋で過ごす楽しみが生まれます。

ここで大切なのは、空いている場所に置くだけでなく、自分が普段過ごす位置から見える場所を選ぶこと。

ただし、出入りの通路や、毎日使うテーブルの作業スペースをふさいでしまうと、生活が不便になります。好きなものを楽しむ場所と、暮らしに必要な場所の両方を確保しましょう。

グッズを「飾る・使う・保管する」に分けてみる

グッズの種類だけでなく、楽しみ方で分けると、置き場所を考えやすくなります。

飾って楽しむもの

今いちばん眺めていたいアクリルスタンドやぬいぐるみ、写真などは、見える場所へ。

全部を一度に並べようとせず、「今はこのグッズを楽しもう」と選んでみましょう。季節やイベントに合わせて入れ替える方法なら、限られたスペースでも、持っているグッズを順番に楽しめます。

持ち出したり、使ったりするもの

ライブに持っていくペンライトやうちわ、タオルなど普段生活に使わない物は、押し入れやクローゼット内の準備しやすい場所にまとめます。

使うたびに段ボールを開けたり、別々の場所を探したりしなくて済むように、収納ケースや収納ボックスにまとめて定位置をつくります。帰宅後に戻す場所まで決めておくと、床に置いたままになるのを防ぎやすくなります。

大切に保管しておくもの

今は飾らないグッズや、取り置き用・思い出として残したいものは、保管用のスペースへ。

中身が分かるラベルを付けたり、平たいものは折れにくいケースに収めたりして、必要なときに取り出せる状態にしておきます。

飾らないことと、大切にしていないことは別です。 今の暮らしに合わせて、楽しむものと保管するものを分けてよいのです。

収納家具は、グッズの大きさと部屋の動線に合わせて選ぶ

木製の棚にフィギュアやぬいぐるみを飾り、収納ボックスですっきり整えた一人暮らしの部屋のイメージ

推し活グッズのために家具を買うなら、置きたいものに合う収納サイズかを確認しましょう。

小さなアクリルスタンドと、大きなぬいぐるみでは、必要な棚の奥行きや高さが違います。外側の寸法だけでなく、実際に使える棚の内寸を確認することが大切です。

また、一人暮らしの部屋では、家具を置けても、その前で引き出しを開けられない、クローゼットの扉とぶつかる、といったことも起こります。

購入前には、次の点を確かめておきましょう。

  • グッズの高さ・幅・奥行きに合っているか
  • 棚板の高さを調整できるか
  • 扉や引き出しを開けるスペースがあるか
  • ベッドや窓までの通り道をふさがないか

上段は飾る場所、下段は保管する場所というように、一台の家具で役割を分ける方法もあります。

背の高い家具には転倒防止対策を行い、落下すると危険なものはベッドの頭上などを避けて配置しましょう。

ふんわりと心地よい部屋にしたいなら、飾る背景をそろえる

好きなものを並べたのに、なんだか落ち着かない。そんなときは、グッズそのものよりも、周りの色や日用品の見え方を見直してみましょう。

例えば、棚や収納ボックスを白・アイボリー・淡い木目などでそろえると、色とりどりのグッズを飾る背景が整います。その他、クールな部屋にしたい場合は、黒やグレーなどの無彩色を合わせても良いでしょう。推しの色は、小さな布やフレームなどで取り入れると、部屋全体にもつながりが生まれます。

また、グッズのすぐ隣に郵便物や充電ケーブルが混ざっていると、せっかくの飾り場所が埋もれてしまいます。日用品には別の定位置をつくり、飾るスペースには生活感を出さず少し余白を残してみてください。
また、大切なグッズを長く楽しめるよう、直射日光や湿気を避け、ほこりを払いやすい配置にすることも忘れずに。

推しがいる部屋は、自分がくつろげる部屋に

帰宅したときに、お気に入りのぬいぐるみが目に入る。
ベッドでひと息つくときに、大好きな推しを眺められる。

そんな日常をつくるために、最初から完璧な収納を目指す必要はありません。

まずは段ボールの中から、今いちばん飾りたいものを一つ選び、そのための場所をつくってみましょう。

一人暮らしの部屋では、推し活グッズの収納も、洋服や日用品の収納、家具配置とつながっています。部屋全体で置き場所を考えることで、好きなものを楽しみながら、食事や睡眠、身支度もしやすい住まいを目指せます。

COLLINOでは、一級建築士の視点から、家具配置・収納計画・生活動線を一体で考えます。

「推しグッズを飾りたいけれど、どこに置けばよいか分からない」
「好きなものに囲まれながら、すっきり暮らせる部屋にしたい」

そんな方は、お部屋診断でご相談ください。今お持ちの家具や大切なもの、ご希望の過ごし方を伺いながら、自分らしくくつろげる部屋づくりをご提案します。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/インテリアデザイナー/一級建築基準適合判定資格者

設計・審査・検査などを通じて、これまで5,000件以上の住宅に携わる。家具配置・収納・生活動線を一体で考え、家族の暮らしに合った、使いやすく心地よい住まいを提案している。

自身も二人の娘の子育てを通じて、成長や興味に合わせた学習環境を工夫。娘たちは現在、医師・漫画家、ゲームプランナーとして、それぞれの道を歩んでいる。建築の専門知識と子育て・家事の経験を活かし、子どもが自分の「好き」や学びに取り組みやすく、親も無理なく見守れる住まいづくりを大切にしている。

著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)。キッズデザイン賞・空間デザイン賞・設計コンペなどの受賞歴のほか、テレビ・ラジオ出演、住まいや子どもの学習環境に関する執筆・監修も行う。

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