「開かずの間・デッドルーム」の恐怖!モノがあふれ使えない部屋を快適な部屋に戻す方法

開かずの間・デッドルームとは?

結婚して家族が増え、子どもが生まれると、生活の変化とともに家の中の物も増えていきます。最初は収納スペースに収まっていたはずの荷物も、いつの間にか収納しきれなくなり、行き場を失ってしまうこともあるでしょう。
そこで登場するのが、「とりあえず今は使っていない部屋」です。
例えば、3LDKや4LDKのマンションにお住まいの場合、「洋室1」や「洋室3」などの部屋が、しばらく使われないまま放置されることがよくあります。特に、子どもがまだ小さい家庭では、家族みんなで「川の字」になって寝ることが多く、個室を使う機会が少ないため、一部の部屋が空いてしまうのです。
そして、その「とりあえず今は使っていない部屋」に、収納しきれなくなった荷物や不要な物が次々と詰め込まれていきます。
こうして、次第に「とりあえずの物置部屋」と化し、いざ使いたいと思ったときには手がつけられない「開かずの間・デッドルーム」状態になってしまうのです。
開かずの間・デッドルームが引き起こす問題

この「とりあえずの物置部屋」が問題になるのは、子どもが小学校中学年以降に成長したときです。
「そろそろ自分の部屋が欲しいな…」
「子どもに個室をあたえなきゃ…」
そんな風に思い始めたとき、いざ部屋を整えようとしても、物があふれかえっていて、ベッドや学習机を置くスペースすら確保できない、という状況に陥ります。
しかし、子どもはこれから思春期を迎え、勉強も本格化する時期です。子ども部屋を用意してあげることは、とても大切なことですよね。
でも、肝心の部屋が荷物で埋もれていて使えない…。
さて、どうしましょう?
この「使いたいときに使えない」「物置と化してしまい、部屋としての機能を果たしていない」状態のことを 「開かずの間・デッドルーム」 と呼んでいます。
デッドルームに直面した家庭のリアルな声
実際にデッドルームができてしまったご家庭では、こんなエピソードがよくあります。
- 「娘に『私の部屋はどこ?』と泣きつかれてしまった…」
- 「長男に『こんな部屋、俺の部屋じゃない!』と怒られた…」
そんな子どもたちの声をきっかけに、ようやく重い腰を上げる親御さんも多いのです。
しかし、せっかくなら 子どもが不満を爆発させる前に、早めにデッドルームを解決し、快適な子ども部屋を整えてあげたいですよね。
開かずの間・デッドルームを解決する方法
デッドルームを解消し、部屋を本来の機能に戻すためには、いくつかの方法があります。
① 断捨離をする
まずは、部屋に詰め込まれた荷物の整理から始めましょう。
「今後使う予定があるか?」「本当に必要なものか?」を基準に、不要なものは処分することが大切!
- もう着なくなった洋服
- 何年も読んでいない本
- 使わなくなった家電や家具
こうしたものを思い切って手放すだけで、部屋のスペースが一気に確保できます。
② 家具の移動や買い替えを検討する
部屋を機能的に使うためには、家具の配置やサイズの見直しも重要です。
- 収納家具をコンパクトなものにする
- ベッドや学習机を配置しやすいように家具のレイアウトを変更する
- 必要に応じて、新しい収納家具を取り入れる
こうした工夫をすることで、デッドルームを子ども部屋へとスムーズに変えることができます。
デッドルームを解決して、快適な住まいへ!
「とりあえず今は使っていない部屋」が気づけばデッドルームになってしまうのは、多くの家庭で起こりうることです。
しかし、そのまま放置しておくと、いざ必要になったときに大変な労力がかかるだけでなく、家族のストレスにもつながりかねません。
もし、「うちの家にもデッドルームがあるかも…」と心当たりがあるなら、早めの対策をおすすめします!とはいえ、「どこから手をつけていいかわからない」「整理が大変そう…」という場合は、専門のサポートを活用するのも一つの方法です。
当事務所では、デッドルームの解決をお手伝いしていますので、お気軽にご相談ください。
家族みんなが快適に過ごせる空間を作るために、一緒に取り組んでいきましょう!
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