片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説! | COLLINO(コリーノ)インテリア

BLOG & INFO

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!

#おもちゃ収納#リビング#収納#家具選び#家具配置#片づく仕組み#狭い部屋

結婚や出産を機に、家の中のモノが増え、気づけばリビングが散らかり放題…。
本来くつろぐための空間であるはずのリビングが、ストレスの原因になっていませんか?

こうした状態を「リビング崩壊」と呼びます。
特に、共働きで子育てをしている家庭では、片付ける時間が取れず、
「片付けてもすぐリバウンドする!」と悩む人が多いのが現状です。

そこで今回は、「リビング崩壊」のチェックポイントと、「収納する力(収納力)」についてご紹介します!


✅ あなたの家は大丈夫?「リビング崩壊」危険度チェックリスト

まずは、以下の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

【収納力】

☐ キッチンカウンターの上に時計やマスク、小物を置いてしまう
☐ ソファの上にバッグや上着を置いてしまう
☐ 子どものおもちゃがリビングに散らかっている
☐ ダイニングテーブルの上が物置になっている

【空間力】

☐ インテリアや家具を衝動買いしやすい
☐ 使わない家具をいつか使うと思ってとってある
☐ 部屋の家具の高さがバラバラで統一感がない
☐ 洗濯機やトイレの上にデッドスペースがある

【動線力】

☐ ベッドやソファなどが邪魔で、庭やバルコニーに出にくい
☐ ソファやテーブルに足をぶつけることが多い
☐ 壁の給気口を閉めてしまうことがある
☐ 家具は部屋の真ん中に置くか、壁に沿わせることが多い

🔻診断結果🔻
1つでも当てはまるリビング崩壊の予備軍
どのカテゴリーにも2つ以上当てはまるすでにリビング崩壊の可能性大!

心当たりがある場合は、この後紹介する対策を実践して、リビングの片付けやすさを改善してみましょう!


【リビング崩壊の原因と対策】

📌 収納の問題①:キッチンカウンターやダイニングテーブルに物を置いてしまう

最近の住宅では、開放感のあるオープンキッチンが人気です。
しかし、このオープンキッチンのカウンターは、高さ1m・幅40cm程度と物を置きやすいため、「一時置き場」として定着しやすいのが問題。

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!

🔻 よくある「リビング崩壊」の流れ 🔻

  1. 帰宅すると、鍵やマスク、財布などをキッチンカウンターにポンと置く
  2. そのまま食事や家事を始め、片付け忘れる
  3. 気づけばカウンターやダイニングテーブルが「物置化」してしまう

✅ 解決策:カウンター下収納を活用する

「物を置かない!」と決めても習慣はなかなか変えられません。
そこで、「きれいに収納する仕組みを作る」ことがポイント!

📌 おすすめの収納方法

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!
  • カウンター下に薄型の収納棚を設置する
  • 家族ごとに収納ケースを用意し、「帰宅後はここに入れる」ルールを徹底
  • 収納ケースのサイズを、カウンター下の高さに合わせて選ぶ(収納したいものが入るサイズを確保!)

こうすることで、無理なく片付けの習慣が身につきます✨


📌 収納の問題②:ソファの上が物置状態になる

リビングで一番くつろぐはずのソファが、バッグや上着で埋もれてしまう…。
これも「リビング崩壊」の典型的なパターンです。

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!

「後で片付けよう」と思いつつ、そのまま放置
翌朝、また新しいバッグや上着が増える
結果、ソファが物置化してしまう


✅ 解決策:動線上に収納スペースを作る

この問題の原因は、「帰宅してすぐにバッグや上着を置く場所がない」こと。
そこで、動線上に収納スペースを作ることで、自然と片付く仕組みを作りましょう!

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!
片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!

📌 おすすめの収納方法

  • 玄関からリビングの間(廊下など)にハンガーフックを設置
  • スペースがなければ、リビングの壁にフックを取り付ける

「とりあえずここに掛ける」という場所があれば、ソファの上に置きっぱなしになるのを防げます!


📌 収納の問題③:子どものおもちゃが散らかる

小さなお子さんがいる家庭では、リビングにおもちゃが散らかるのは当たり前。
しかし、細かいおもちゃのピースをなくしたり、誤って踏んでしまうことも…。


✅ 解決策:リビングにおもちゃ専用の収納スペースを作る

子どもは「出したら戻す」の動作が簡単にできる収納方法がベスト!

片付けてもすぐに散らかる…「リビング崩壊」の原因と対策を徹底解説!

📌 おすすめの収納方法

  • オープン棚をリビングに設置(ソファの後ろなど)
  • 大きめのカゴを使い、「ポイッと入れるだけ」で片付く仕組みにする

「このスペースに入れるだけでOK!」という簡単なルールにすることで、お子さん自身が進んで片付けるようになります✨


【まとめ】「リビング崩壊」を防ぐ3つのポイント

✅ 1. キッチンカウンターやダイニングテーブルは、カウンター下収納を活用!
✅ 2. ソファの上を物置にしないために、動線上に収納スペースを確保!
✅ 3. 子どものおもちゃは、オープン棚やカゴを使って簡単収納!

💡 リビング崩壊を防ぐには、「モノを減らす」のではなく「使いやすい収納を作る」ことが大切!
ぜひ、今日から実践してみてくださいね✨

次回は「空間を考える力(空間力)」についてご紹介いたします。

部屋づくりのお手伝いをしています

家具・照明・カーテン・ポスターやクッションなどの小物までトータルでコーディネート。ご新築やリフォーム、お引越しや模様替えをご予定の方におススメです。

洋室¥66,000~(家具代別) 丁寧なヒアリングと部屋の採寸 家具発注とご納品 安心のアフターサポート

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/模様替えアドバイザー/確認検査員
東京都出身、日本女子大学住居学科卒業。住宅の設計・審査・インテリアコーディネートまで、 5,000件以上 の住まいを見てきたプロ。 “住まいの健康診断” をする検査員としての厳しい目と、 暮らしを心地よく整えるアドバイザーの柔らかい視点 をあわせ持つ、住まいの「ドクター&スタイリスト」。デザインした家具はキッズデザイン賞を受賞。著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)がある。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 一般社団法人日本模様替え協会 All rights Reserved.