同じ78㎡でも快適さが違う!収納家具の選び方で変わる3LDKの住み心地 | COLLINO(コリーノ)インテリア

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同じ78㎡でも快適さが違う!収納家具の選び方で変わる3LDKの住み心地

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「広さ78㎡の3LDK」と聞くと、どの部屋も同じように使いやすいと思われがちですが、収納の有無や家具の配置次第で、住み心地が大きく変わる ことをご存じでしょうか?
今回は、同じ広さでも快適さがまったく違う 「間取りA」と「間取りB」 を比較しながら、理想の住空間を叶える家具選び&配置のポイント をご紹介します。


同じ78㎡でもここまで違う!収納と家具配置の重要性

同じ78㎡でも快適さが違う!収納家具の選び方で変わる3LDKの住み心地

上の図はどちらも広さ78㎡3LDKのものです
ピンクで表示しているものは、押入れやリネン庫など、あらかじめ部屋にある造りつけの収納です。

ここで質問なのですが、あなたならどちらのお部屋を借りたい(または購入したい)と思いますか?

間取りA:「LD10畳」の落とし穴

間取りAでは、リビングダイニングが 「LD10畳」 と表記されていますが、この部屋には造り付けの収納がありません。そのため、チェストやシェルフなどの収納家具を新たに購入し、配置する必要があります。

するとどうなるでしょうか?
収納家具を置くスペースを差し引くと、実際に家具を配置できる広さは 「LD9.5畳」 となります。しかし、多くの人がこの点を考慮せず、「LD10畳」としてソファやダイニングテーブルを選んでしまう ため、部屋が窮屈になり、動きにくくなってしまうのです。


間取りB:「LD9.5畳」でも広く感じる理由

一方で、間取りBは 「LD9.5畳」 と表記されていますが、床から天井までの造り付け収納 が備え付けられています。

これにより、追加の収納家具を購入する必要がなく、実際には間取りAと同じ広さを確保しつつ、収納力が高くスッキリとした空間を実現 できます。

このように、見た目の「畳数」だけでなく、収納の有無を考慮することが、快適な住空間を作るカギ になります。


収納がない部屋でも快適にする方法

「でも、すでに住んでいる家に収納がない場合はどうすればいいの?」という方のために、限られた空間でも収納を増やし、快適な部屋を作る方法をご紹介します。

① デッドスペースを活用する

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収納をつくる場所ですが、上図の黄色部分のような、柱やPSと壁で囲まれたデッドスペース(何にも使われていないスペースのこと)がおススメです。

✅ 柱やPS(パイプシャフト)の隙間を活かす
✅ 人の動線上に収納を配置することで、効率よく片づけられる

特に、リビングや寝室のデッドスペースは、収納を増やす絶好のポイントです。

収納のタイプですが、一番手軽なのは、既成の収納家具を置くことです。収納量を確保したい場合は天井まであるタイプの家具がおススメです。

② 収納方法別のメリット・デメリット

✔ 既製品の収納家具を置く(手軽さ重視)

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メリット
✅ 低コストで簡単に設置できる
✅ オープン収納なら出し入れがしやすい

デメリット
❌ 天井までの高さを活かせず、収納量が限られる
❌ 横幅が余りやすく、スペースを有効活用しにくい

✔ DIYで造り付け収納を作る(カスタマイズ性重視)

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メリット
✅ 空間をフル活用でき、収納量を確保できる
✅ 自分好みに棚の高さを調整できる

デメリット
❌ DIYの技術が必要で手間がかかる
❌ オープン収納の場合、中身が丸見えになりがち

✔ オーダー家具で造り付け収納を設置する(高級感&収納力重視)

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メリット
✅ 天井までの空間を活用でき、最大限の収納を確保
✅ クローズ収納なのでホコリが溜まりにくく、見た目もスッキリ
✅ 地震の際も転倒の心配がなく、安全

デメリット
❌ コストが高くなる
❌ オーダーメイドのため納期がかかる


家具配置のコツ:収納を基準に考えると快適な部屋に!

収納がない部屋の場合、先に収納家具の配置を考え、その残りの空間にダイニングテーブルやソファを配置するのがベスト です。

この順番を守ることで、
✅ 部屋が狭くなりすぎず、動線がスムーズになる
✅ 収納力が増えて、片づけやすい住空間になる
といったメリットが得られます。


まとめ:収納と家具配置のバランスで、理想の住空間を実現!

「LD10畳」と書かれた部屋でも、収納がなければ実際には狭くなる ことがあります。一方で、「LD9.5畳」と表記されていても、造り付け収納があれば広く使える 場合も。

つまり、 「畳数」ではなく「収納の有無」と「家具の配置」を考えることが、快適な住空間づくりのポイント!

あなたの住まいも、家具選びと配置次第で理想の空間に変えられます。
ぜひ 「収納」から考える家具選びとレイアウト を取り入れてみてください!

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/インテリアデザイナー/一級建築基準適合判定資格者

設計・審査・検査などを通じて、これまで5,000件以上の住宅に携わる。家具配置・収納・生活動線を一体で考え、家族の暮らしに合った、使いやすく心地よい住まいを提案している。

自身も二人の娘の子育てを通じて、成長や興味に合わせた学習環境を工夫。娘たちは現在、医師・漫画家、ゲームプランナーとして、それぞれの道を歩んでいる。建築の専門知識と子育て・家事の経験を活かし、子どもが自分の「好き」や学びに取り組みやすく、親も無理なく見守れる住まいづくりを大切にしている。

著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)。キッズデザイン賞・空間デザイン賞・設計コンペなどの受賞歴のほか、テレビ・ラジオ出演、住まいや子どもの学習環境に関する執筆・監修も行う。

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