クレバリーホーム設計コンペ入賞|「水守りの平屋」一級建築士 志鎌のり子

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【入賞報告】クレバリーホーム設計コンペで「水守りの平屋」が入賞しました

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水盤に囲まれた「水守りの平屋」の夕景パース。大きな窓のあるリビングと、水中を望む半地下のセーフルームを描いた設計提案。
「水守りの平屋」の玄関アプローチを描いた夕景パース。水盤を渡る通路の先に、木格子の玄関と石調の外壁があり、照明が水面に映る。
「水守りの平屋」のリビングダイニングの内観パース。水盤と庭を望む大きな窓に沿って、低めのソファとテーブルを配置し、奥に食卓を設けた空間。
「水守りの平屋」の半地下に計画したセーフルームの内観パース。大きな窓越しに魚や水草を眺められ、ソファと本棚を備えたくつろぎの空間。
クレバリーホーム設計コンペ入賞作品「水守りの平屋」の提案パネル。水盤に囲まれた平屋と半地下のセーフルームの完成イメージ、平面図、断面図を掲載。

このたび、クレバリーホームが主催する設計コンペ「暮らしの“もしも”をデザインする。」において、応募作品「水守りの平屋 ~水辺に暮らし、水辺に守られる家~」が入賞しました。

本コンペは、自然災害や日常生活のさまざまなリスクに備えながら、美しさと快適性を兼ね備えた住まいを提案するものです。

水のある風景を、暮らしの安心につなげる

「水守りの平屋」で着目したのは、かつて城の守りにも使われていた「水」です。

住まいを囲む水盤を、美しい景色を楽しむ庭としてだけでなく、雨水の貯留や防火・防犯にも役立てることを目指しました。水面の揺らぎや光、生き物の気配を感じる穏やかな日常と、非常時への備えを重ね合わせた提案です。

計画では、水辺に開かれたリビングダイニングを中心に、段差のない生活空間や造り付け収納、低めの家具を取り入れ、日々の使いやすさと避難動線に配慮しました。また、半地下には、普段は趣味や読書を楽しむ場として使い、非常時にも活用するセーフルームを計画しています。

美しさと安心を、住まいの設計から

住まいに必要なのは、見た目の美しさだけでなく、そこで過ごす人が心地よく、安心して暮らせることだと考えています。

今回の提案にも、間取り・家具配置・収納・動線を一体で考える、日頃の住まいづくりの視点を込めました。

この入賞を励みに、これからも一級建築士として、暮らしに寄り添う機能性と、日々を豊かにするデザインの両立を目指してまいります。

※本提案は、タイトルに「平屋」と冠していますが、実際はワンフロア感覚で暮らせる地上1階と、地下1階(セーフルーム)からなる2階建ての計画です。

この記事の著者

しかま のりこ

一級建築士/インテリアデザイナー/一級建築基準適合判定資格者

設計・審査・検査などを通じて、これまで5,000件以上の住宅に携わる。家具配置・収納・生活動線を一体で考え、家族の暮らしに合った、使いやすく心地よい住まいを提案している。

自身も二人の娘の子育てを通じて、成長や興味に合わせた学習環境を工夫。娘たちは現在、医師・漫画家、ゲームプランナーとして、それぞれの道を歩んでいる。建築の専門知識と子育て・家事の経験を活かし、子どもが自分の「好き」や学びに取り組みやすく、親も無理なく見守れる住まいづくりを大切にしている。

著書に「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」「狭い家でも子どもと快適に暮らすための部屋づくりのルール」(彩図社)。キッズデザイン賞・空間デザイン賞・設計コンペなどの受賞歴のほか、テレビ・ラジオ出演、住まいや子どもの学習環境に関する執筆・監修も行う。

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